<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom"><title>あまねけ！ - stewpot</title><link href="https://ama.ne.jp/" rel="alternate"/><link href="https://ama.ne.jp/feeds/stewpot.atom.xml" rel="self"/><id>https://ama.ne.jp/</id><updated>2026-04-19T18:35:00+09:00</updated><entry><title>CENSORED・打码・떡모あるいはザコ海苔の概念について</title><link href="https://ama.ne.jp/post/censored-hentai-kinkster/" rel="alternate"/><published>2026-04-19T18:35:00+09:00</published><updated>2026-04-19T18:35:00+09:00</updated><author><name>stewpot</name></author><id>tag:ama.ne.jp,2026-04-19:/post/censored-hentai-kinkster/</id><summary type="html">&lt;p&gt;自主的な禁欲主義者たちを見つめる&lt;/p&gt;</summary><content type="html">&lt;p&gt;&lt;a href="/post/oh-my-doujin-viewer/"&gt;新しい同人作品ビューア&lt;/a&gt;に入れたい新機能はないかと意見を求められて、私はCENSOREDなんかどうだろうと答えた。「へー、CENSORED？　なにそれ？」ときょとんとした顔で軽くGeminiに尋ねると「ふーん、エッチな画像にわざわざ自分でモザイクを入れるんだ。アングロスフィアのキンク層で流行ってて……変なの」と少し笑う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さらにしばらく考えてから「でも、このアプリの正式名称って『CHEck Digital Rights Sovereignty』なんだよね。デジタル主権を守ろうって印象がブレない？」と怪訝な顔をした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;いや待て。モザイクとデジタル主権が矛盾するっていう発想はおかしい。それは日本のモザイクが刑法175条に強制されているからだろう？　モザイクは強制的にコンテンツの所有権を奪っているとか、作品の完全性を毀損してるとか、そういう理屈だ。でも、国家にモザイクをかけさせられるのと、自分でモザイクをかけようと決めるのは全然違うんだ――&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;――というような反論をしたかったのだが、前提や歴史的経緯の説明が込み入って伝わらなかったらしい。もしかしたら通信状況が不安定なのかも……いや嘘。ただ私が早口だっただけだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「んー、まぁいいよ。そんなに欲しいなら入れておくね～」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そう言って通話が切れる。私は静かになった一人のデスクで、CENSOREDの概念についてどう説明すれば伝わるだろうかと考え始めていた。&lt;/p&gt;
&lt;div class="toc"&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#censored"&gt;CENSOREDの中心&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#censored_1"&gt;CENSOREDの外面&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#censored_2"&gt;CENSOREDの周辺&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#censored_3"&gt;CENSOREDの内面&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#censored_4"&gt;CENSOREDの技術&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#censored_5"&gt;CENSOREDの今後&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;h2 id="censored"&gt;CENSOREDの中心&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;まず、CENSOREDという概念は、もともとアングロスフィアのキンク層――要は英語圏のヘンタイたち――を中心に流行している文化である。CENSOREDの大きなコミュニティが存在するRedditは英語圏中心の巨大掲示板サイトであり、寄せられる投稿もほぼ英語なのもその証左になる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;Reddit以外にも、例えばDiscordではCENSOREDが目的のサーバー&lt;sup id="fnref:discord"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:discord" title="アカウントごとに検閲レベルを設定したり、継続参加で称号を獲得できるゲーム要素を提供していることもある。管理者が高圧的なルールを敷く囚人と看守のロールプレイ的な面も持ち合わせがち。"&gt;1&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;がいくつか存在する。また、Xでも英語圏を中心にCENSORED画像を投稿する女王様的なキャラクターを演じるアカウントが乱立しつつある。国や地域によっては、政治的あるいは宗教的理由でTelegramやQQといった閉じた地下コミュニティで交流するしかないケースもあるだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;同じような概念はヨーロッパや中東、東南アジア、東アジアでも散発的に流行っているようだが、各国のコミュニティとしては小規模で、より多くの刺激を求めて英語圏のコミュニティに合流することも多い。そのため、日本を含めた英語圏以外でもCENSOREDという語がそのまま借用されがちである。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もしこれが英語圏発祥でなければ、打码&lt;sup id="fnref:chinese-censored"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:chinese-censored" title="码（コードやモザイクの略）を打つ、でモザイクやぼかしによる加工を意味する中国語。"&gt;2&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;、떡모&lt;sup id="fnref:korean-censored"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:korean-censored" title="餅+モ（モザイクの頭文字）で餅のようにベタベタに塗られた濃いモザイクを意味する韓国語。떡치다（餅つき）がセックスの俗語で、떡単体で性的なニュアンスを含むことがある。"&gt;3&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;、ザコ海苔&lt;sup id="fnref:japanese-censored"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:japanese-censored" title="雑魚向けの海苔（黒い長方形による修正）で、いま筆者が作った造語。"&gt;4&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;なんて言葉が先に生まれて、HENTAIよろしくZAKONORIという概念が輸出されていたに違いない。実は日本産のHENTAIポルノはCENSOREDの素材として使われがちなのだが、当の日本ではモザイクは単に悪しきものと捉えられているのも面白い点である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さて、まずはCENSOREDの雰囲気を味わうために、&lt;a href="https://www.reddit.com/r/Censoredforbetas/"&gt;r/Censoredforbetas&lt;/a&gt;を眺めてみるとよい。成人向けのサブレなので、まずは適当にアカウントを作る必要がある。英語に（そしてCENSOREDに）慣れていなくても、上から最新の投稿を2～3枚revealすればどんな投稿が人気を集めているか分かるだろう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="censored_1"&gt;CENSOREDの外面&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;職場でこの記事を読んでいる、あるいはRedditに5chのような警戒心を抱いている（これ自体は正しい）、もしかしたら実際のCENSORED画像を見てもピンと来なかった人のために、もう少しCENSOREDの外面的概念について掘り下げていく。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;CENSOREDをごく外面的に定義すると、「隠すべき場所を隠す」というコア概念しか残らない。キンカーたちの屈折した興奮を無視すれば、その定義はシンプルで無味乾燥なものだ。この定義には日本でいうところの、国家が表現を直接的に規制する「検閲&lt;sup id="fnref:jap21"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:jap21" title="検閲は、これをしてはならない！"&gt;5&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;」や、刑法175条の適用で間接的に圧力をかけて行われる「自主規制」も含まれている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;アダルトビデオやエロ漫画で性器にかけられるモザイクや黒塗りはもちろん、「見せられないよ！」というフリップでエッチなシーンを隠すキャラクター&lt;sup id="fnref:jishukiseikun"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:jishukiseikun" title="こちらは、性的な内容だけではなく法的にギリギリのパロディを隠すときにも使われていた。"&gt;6&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;とか、昔のテレビ番組で映り込んだ乳首をハートや星のマークで隠していたのも、外面的には全てCENSOREDである。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、CENSOREDがこれらの概念と全く異なる点は、モザイクの範囲がこれらより広く強く大きくなりがちな部分と、検閲した部分に文字を重ねる文化にある。パブリッシャーが仕方なく施す自主規制は、陰茎の上に細い黒の長方形&lt;sup id="fnref:kuronori"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:kuronori" title="その形から黒海苔と呼ばれている。"&gt;7&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;を数本乗せたほぼ建前の修正や、外陰部ギリギリを攻めたモザイクに落ち着く。一方で、CENSORED画像は全く異なる方向に進化を続けている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;CENSOREDでは性器はもちろん、性的な印象を与えうる胸や尻にまで大きくモザイクをかけ、腹部、脚、脇、そして顔――最後は全身をピンク色に塗りつぶして「ベータは閲覧禁止」のような文字列で埋め尽くしたりする。よく見るとエッチ……ですらない普段着を着た笑顔の女性の写真でさえ、その姿はすっかり隠されてしまう。このキンカーの文化において、モザイクは女体を隠す無用なオマケではなく、性的興奮を生み出すオカズになるからだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一方で、CENSOREDにおいて隠し方や入れる文字のバリエーションはかなり多様である。脇のみをアイリスアウトのように抜き出して表示したり、モザイクではなくイラストやロゴで隠したり、ゲーム仕立てで射精を制限するような内容だったり、「アルファ」あるいは黒人男性との比較&lt;sup id="fnref:bnmo"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:bnmo" title="黒人男性の性的優位性を前提にした世界観で、白人男性が自らのパートナーを譲り渡しベータ化するBNWO（Black New World Order）と呼ばれるアングロ圏特有のコンテンツが存在する。他言語圏でもこうした人種差別になりかねない思考を反転させた性癖が生まれている。より一般化したA国B国モノ（自国の女性が他国の男性に征服されるのを自国の男性が屈辱として楽しむ、あるいは他国の女性に性的な屈辱を与えられるのを楽しむコンテンツ）のようなもの。"&gt;8&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;で劣等感を煽るものなど、素材の出所こそ怪しいがクリエイティブな作品が多い。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、単にモザイクが表示されるだけで興奮するよう訓練されている、と考えるとわずかに誤解を生む。誤解を恐れず分かりやすさを優先すれば、CENSOREDの世界観を伝えるためのモザイクを用いた創作である。日本で言うところの「文字コラ」に近いだろう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="censored_2"&gt;CENSOREDの周辺&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ここで、CENSOREDの理解のために、日本でもある程度流行っているエロコラージュ系の文化についても触れる。いわゆる文字コラや剥ぎコラ、水玉コラといったものだ。CENSOREDも含め、これらは「ないなら作るしかない」の精神性から生まれていて（これは二次創作者が特に大好きなフレーズだ）、そのせいか出所が怪しい素材から作られることも多く、特定の個人を貶めたりイメージを低下させかねない危うい表現が氾濫している。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;女体の写真や動画を集めて編集し、同好の士と共有するという点では共通のコラージュ手法だが、方法と目的はかなり異なる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;剥ぎコラは着衣部分を肌に置き換えることで、水玉コラは着衣部分を隠すことで、画像に写った身体の裸を再現しようとする。裸を見たいという目的は共通で、それを画面に固定するか、鑑賞者の脳内で補完させるかという違いがある。文字コラは画像加工の手段に注目した分類ではなく、その画像に文章や台詞を併記して何らかのストーリーを生み出す手法である。例えば、画像部分に水玉コラを用いた文字コラもありうる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それに対してCENSOREDは、これらの特徴の一部を組み合わせた独自の立場に位置すると捉えることができる。モザイクや黒塗りを用いて裸どころかわずかな胸の谷間まで隠そうとする点で、剥ぎコラや水玉コラとは全く逆の立場だが、「鑑賞者にモザイクの向こうを脳内で補完させる」という点では水玉コラと似た性質を持つ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そのため、一見すると合法的に見える手段であってもCENSORED的な文脈に回収されうる。例えば、ここに卒業アルバムがあるとしよう。AIなどを用いて被写体を裸にしたり、あるいは顔を抜き出して裸体を組み合わせることは最近大きな社会問題になっている。では、被写体の顔や胸にモザイクをかけるのはどうだろう？　外形だけを見れば単なるプライバシー配慮のモザイクと変わらないが、鑑賞者によって興奮の対象になりうるのが特殊な点である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;剥ぎコラや水玉コラの逆、と考えればCENSOREDはある種「服を着せるコラージュ」と解釈できるかもしれない。ただし、モザイク――より広く特定の箇所を隠す手法――はそれ自身が「エッチなもの」というイメージを持ち合わせている。全く問題ない健全なシーンなのにモザイクをかけるとエッチに見える、という経験はそう特殊なものではない。そのため、単に「服を着せる」アナロジーにはならない点に注意が必要である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さらに悪いことに、CENSOREDは被写体あるいは作者が意図しないストーリーを生み出すという特徴がある。この部分に注目すると文字コラとよく似ている。文字コラでは鑑賞者が画像を性的な対象とするための――あたシコ&lt;sup id="fnref:atashiko"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:atashiko" title="露出の多い格好で身体を強調するなどしてオナニーの対象になろうとする行為。「あたしでシコシコして～ん」の略。"&gt;9&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;であれ嫌パン&lt;sup id="fnref:iyapan"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:iyapan" title="様々な女性に蔑まれながらパンツを見せてもらうシチュエーションをメインとした作品「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」の略。"&gt;10&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;であれ広く様々な――ストーリーが付加されうるが、CENSOREDではより狭く鑑賞者が一方的に屈服するための契約を強制的に形成する独特な立ち位置にある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;卒業アルバムの例で言えば、モザイクの上に「ベータは一生オナニー漬け」と被写体が告げているように焼き込んでしまえば、外形的にも不適切な表現になるだろう。わいせつな表現としてよりも、本人がそのような主張をしているように見せることに問題がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そう考えると、CENSOREDは単なる「服を着せるコラージュ」ではなく「卑猥な言葉を書かれた服を着せるコラージュ」と呼ぶべきだろう。直接的にわいせつでなくとも、特殊な方向にイメージを低下させうる表現である。アイドルの写真を書き換えて特定の政党を支持する服を着せるようなものだ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="censored_3"&gt;CENSOREDの内面&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、CENSOREDは鑑賞者が一方的に屈服する構図を形成するための手法であると述べた。モニター越しにエッチな画像や動画に写った女性と接する妄想ではなく、あえてすりガラスを立ててまともな言葉も交わさずにオナニーを済ませる選択肢に惹かれる心理はどこにあるのか。この点についてさらに掘り下げ、CENSOREDを味わうキンカーたちの内面に迫る。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まず、CENSOREDの中心にあるのは自らを女性の下に置くマゾヒズムである。さらに、その世界観は大きく二つに分けられる。男性全体が女性に隷属するものと、男性を「女性を支配できる属性」「女性に隷属すべき属性」に二分して自らを後者に置くものである。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;特にこれらの属性は、女性に触れたりセックスすることを許された「アルファ男性」や、女性の身体を見ることすらままならない「ベータ男性」と呼ばれる。この「アルファ」「ベータ」という区分はCENSOREDに特有のものではなく、恋愛や仕事における男性の格付けを示す語で、いわゆるオメガバースとも同根である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;日本で言えば「強者男性」「弱者男性」が近いだろう。CENSOREDにおいては、この屈辱的な「ベータ」概念や、英語圏における「beta」や「simp&lt;sup id="fnref:simp"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:simp" title="好意を寄せた女性に対して尽くしすぎたり言いなりになる男性を示す侮辱語。日本語では「ミツグくん」「カオナシ」「バチャ豚」などに近い。"&gt;11&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;」といった侮辱語を自らのアイデンティティとする世界観が半ば常識になっている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例えば、「&lt;a href="https://www.reddit.com/r/Censoredforbetas/comments/po8094/censored_by_comments_of_some_of_the_21k_people/"&gt;Censored by comments of some of the 21k+ people who upvoted it&lt;/a&gt;」では、2万票以上の高評価を集めた女性のセクシーなダンスの動画をCENSOREDしているが、その姿を隠しているのはモザイクではなく元の動画に対する賞賛のコメントである。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここでは、女性の身体を検閲なしで見られる――ひいては触れたりセックスすることさえ許されるだろう――アルファと、そんなアルファの言葉で埋め尽くされた動画から女性の身体を想像するしか無いベータに二分されるという強烈な世界が、この短い動画の中に作り出されている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、自らを「ベータ」と自覚する男性が、検閲された画像を通じて自らの弱い立場を実感して興奮する文化圏……それがCENSOREDの核心である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「&lt;a href="https://melmagazine.com/en-us/story/censoredforbetas-subreddit"&gt;The Subreddit Where Beta Men Go to Watch Porn They Can’t See&lt;/a&gt;」や「&lt;a href="https://ask.metafilter.com/226410/Why-would-you-want-someone-to-say-that-to-you"&gt;Why would you want someone to say that to you?&lt;/a&gt;」によれば、CENSOREDを楽しむベータの理屈はおおよそ以下のようなものだ。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;下着姿、モザイク、裸体を隠された「見えない」状態から感じる魅力（チラリズム的な力学）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;女性から注目されるに値しないという屈辱を突き付けられる快感（屈服の構図）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;男性的競争に負けている感覚、性欲に対する罪悪感などの恥からの解放（一種のストレス発散）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;これらをまとめると、CENSOREDを楽しむ動機自体は他のBDSM系――拘束や痛みを伴うSMプレイ、貞操帯、射精管理、寸止め、寝取られ――などとあまり変わるところはなく、それを画像や動画の加工で実現する点に大きな差がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一方的な屈辱の形成を前提としているのはCENSOREDの大きな特徴で、リアルで女性とコミュニケーションを取って特殊なプレイをする合意を得て……というステップを一切経由しない点もまさに「ベータ向き」である。文字コラや音声作品、あるいは英語由来の「JOI&lt;sup id="fnref:joi"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:joi" title="Jerk Off Instructionの略で、いわゆるオナ指示のこと。"&gt;12&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;」にも同様の傾向がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さて、ここで重要になるのが「悪意」の存在である。CENSOREDにおいて鑑賞者は屈辱的な立場に追いやられることを楽しむと述べた。これは、画像や動画に映る人物やキャラクターが自らへの検閲を自覚して、「ベータには見せない」という表明を優越的に示す……そういうベータに対する悪意の演出がなければ成り立たない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;CENSOREDは、見えないものへの想像や自らへの悪意が核になるジャンルだ。これを考慮に入れると、CENSOREDのごく外面的な「隠すべき場所を隠す」という定義をさらに深めることができる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;国家的な「検閲」や消極的な「自主規制」はベータへの悪意でかけられたものではなく、ストーリーなしでは興奮を生まないフラットなモザイクである。いわば屈服の契約もないままかけられた「悪い検閲」だ。存在する必要がない。こんなものを見せ続ければ、おそらく未成年者の性癖も歪む。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これに対して、強力なモザイクをかけられた画像を見るしかない立場を自ら選ぶのはあくまで自由だ。パブリッシャーの「自主規制」に対して、ベータが自分の責任で屈辱的な立場を選ぶ「オプトイン検閲」かもしれない。これはいわば「いい検閲」だ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もちろん「自分で選んだ」のか「選ばされた」のかという自己認識は非常にきわどい紙一重で、この性癖はある種「インセル&lt;sup id="fnref:incel"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:incel" title="「パートナーの獲得や性的関係を望んでいるのに諦めさせられた」と自覚し、その原因をアルファや女性に押し付けて敵対する者たち。日本語では「不本意の禁欲主義者」などと訳される。"&gt;13&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;」の裏返しである点には注目しなければならない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただし「選ばされた」という認識さえ、最終的にはCENSORED的興奮に繋がりうる。例えば、もし国家的にアルファとベータを二分する検査が布かれ、ベータに対して差別的な検閲を実施する世界があったとする。この世界でベータに対して行われる検閲は強制的な「悪い検閲」だが、最終的に彼らはその生活を肯定的に受け入れざるを得ないだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際、このような優生学的世界観でCENSOREDにストーリーを持たせて「マゾ堕ち」する過程を描く作品は数多く存在する。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これらの点から、CENSOREDは自らの責任で男性性の責任やプレッシャーを放棄することを受け入れるという、倒錯的だがある意味では健全な取り組みといえる。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="censored_4"&gt;CENSOREDの技術&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;CENSOREDな作品は自然に発生するものではない。他のエロコラージュと同様に、誰かが素材を作成・撮影・収集して画像や動画に編集をかける必要がある。無検閲の女性を拡大して胸や性器の領域に選択ツールを引く――これはベータ的世界観から見れば耐えがたいものだ。自らを女体を見ることを許さない立場に置く世界観から見ると、無検閲の画像を開くのさえ後ろめたく、抵抗がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そのため、多くのCENSOREDは製作者と閲覧者の属性が分かれている。&lt;a href="https://www.reddit.com/r/Censoredforbetas/"&gt;r/Censoredforbetas&lt;/a&gt;に数多くのCENSORED作品を投稿する&lt;a href="https://www.reddit.com/user/jb22_pics/"&gt;jb22_pics&lt;/a&gt;が「&lt;a href="https://melmagazine.com/en-us/story/censoredforbetas-subreddit"&gt;The Subreddit Where Beta Men Go to Watch Porn They Can’t See&lt;/a&gt;」に寄せたコメントによれば、自らの活動のモチベーションはクリエイティビティの発揮と「私はエッチな画像を見られるが、ベータは私が許可したものしか見られない」という支配力の誇示にあるという。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ベータは自分で自分を検閲できない、というのは根本的な問題として認識され続けてきた。しかし、近年になってこの問いに技術的な解決策が与えられつつある。それは――おそらくみなさんが想像するとおり――&lt;a href="https://github.com/notAI-tech/nudenet"&gt;NudeNet&lt;/a&gt;を初めとした画像認識モジュールによる自動化、つまり「自動検閲」である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;自動検閲においては、製作者が行っていた隠すべき場所の検出をAIが自動で行う。「ベータが見てもいい場所」を検出するのではなく、「アルファが見てもいい場所」を検出するのだ。これは当たり前に思えるが、例えるならオレンジから甘さを取り除いてアルファに与え、ベータには苦みだけを提供するようなものである。これがAIの手で行われるというのは、ある意味でさらに屈辱的かもしれない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;2022年頃から現在にかけて、こうした自動検閲を実現するツールが増え始めている。これらはおおよそ「ブラウザ拡張でページの検閲を行う」「デスクトップ全体をキャプチャして検閲を行う」「バッチ処理で特定の入出力にCENSOREDを組み込むライブラリ」に分類できる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ブラウザ拡張型では、Chromium系の&lt;a href="https://silveredgold.github.io/beta-protection/"&gt;Beta Protection&lt;/a&gt;やそのバックエンドとなる&lt;a href="https://github.com/silveredgold/beta-censoring"&gt;Beta Censoring&lt;/a&gt;、Firefox中心に開発されてきた&lt;a href="https://puryfi.com/"&gt;PuryFi&lt;/a&gt;が代表的だ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;デスクトップキャプチャ型では、Windowsで最も人気の&lt;a href="https://islaexe.itch.io/beta-blocker"&gt;Beta Blocker&lt;/a&gt;が存在する。画面上に現れるNSFWコンテンツをリアルタイムで検出し、モザイクや黒塗りのオーバーレイで隠すのが主な機能である。最近では日本語を含む多言語UIにも対応したAndroid版がリリースされたり、一定時間CENSOREDを解除できない機能が導入されるなど、活発な開発が進んでいる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;バッチ処理型では、Stable Diffusion生成画像の局部に自動でモザイクをかける&lt;a href="https://github.com/w-e-w/sd-webui-nudenet-nsfw-censor"&gt;nudenet-nsfw-censor&lt;/a&gt;や、前述のBeta Censoringをローカルで回して画像フォルダ全体を処理するといった使い方がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これらのツールを組み合わせれば、例えば「Webカメラの出力に常に検閲をかけるツール」とか「視界にARでモザイクを入れるスマホアプリやスマートグラス」の自作も容易だろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このように多くのツールが提供されているが、検閲箇所の検出に使うエンジンの多様性はあまりない。PuryFiが独自のニューラルネットを同梱しているのに対し、他のほとんどのツールはNudeNetに依存している。画像全体がセンシティブかどうか判断するライブラリや、画像から物体の位置を検出するライブラリは存在するが、それらを組み合わせた「画像内からセンシティブな箇所を領域で抜き出す」というのがかなりニッチな分野で、代替ライブラリが少ないのが実態である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さらに、NudeNetはメンテナが多忙な状態でここ2年ほど活発な開発がなく、近年のAI技術の発展を活かした性能にはなっていない。小さな領域や極端なアングル、そしてイラストなどを十分に検出できないことも多く、まだ軽量化や性能向上の余地があると思われる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただし、NudeNetの改善のために学習データという名の無検閲の画像を収集する必要があると考えれば、ベータは検閲モジュールの改善には参加しえないというメタ的な構図は維持されてしまう。自動検閲で自らに検閲を課せるようになったはずが、その上流にはまだ差別的構造が残っている。これもまた、CENSORED世界観の面白い構造である。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="censored_5"&gt;CENSOREDの今後&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;日本におけるCENSOREDはまだまだごくマイナーなジャンルである。これは刑法175条の運用が作った実質的なポルノ検閲の構図のせいだろう。モザイクに対する「見えないことへの興奮」や「一方的な屈服」を味わうよりも先に、国家からモザイクを押し付けられているのが明らかな現状である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これを脳内でCENSORED世界観に転換することはできるものの、「モザイクがあるのは当たり前」なのが常識である以上、さらに広げるのは難しい。日本だけではなく、東アジア全般で消極的なモザイクやぼかしが前提の状況が続いている。不自由を味わうために自由を必要とする、というのはいろいろな分野で語られる矛盾といえよう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一方、日本では文字コラを始めとしたエロコラージュの文化はある程度広く根付いている。前述の通り、文字コラとCENSOREDは勝手なストーリーを付与して興奮の材料に持ち込む点でよく似ている。日本産のポルノがCENSORED作品のメジャーな素材になっていることから見ても、日本語圏でもさらにCENSOREDが広がる余地は残っているはずだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただ、アングロスフィアが主体のCENSOREDコミュニティに投稿される画像は、正直なところ日本人の好みとは離れた被写体ばかりに思える。オナニーしながら英語を（大した語彙は使われていないにせよ）読み解くのもなかなか高度な営みだろう。人種の違う彼らの興奮の機序は理解できても、Pornhubを見ているときのようなほんのりとした（しかも興奮に繋がらない）疎外感を覚えるのも事実である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、日本語圏のCENSORED――おそらくはANIMEキャラに日本語で検閲をかけるものが多いだろう――を作らない限りは、その魅力をより広く伝えるのは難しい。その手軽な方法として&lt;a href="https://vym.booth.pm/items/8181847"&gt;CHKDRS&lt;/a&gt;に実験的な検閲機能が搭載されれば、一つの実験として意義があるはずだ。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;――という記事の草稿を送る前に、検閲機能を搭載した同人作品ビューアのデモ版が送られてきた。仕事が早い。しかし、固定の黒塗りオンリーで動画は非対応……とりあえず隠せばいいんだよね？なんて明るい声が聞こえてくる気がする。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このアプリは出来そこないだ、使えないよ。部位は選べた方がいい、隠し方にも美学があるし、このバージョンは文字も入れられないみたいだ。あぁ、それに――まぁ、あとはこの記事を見せれば、いい感じにしてくれるだろう。&lt;/p&gt;
&lt;div class="footnote"&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li id="fn:discord"&gt;
&lt;p&gt;アカウントごとに検閲レベルを設定したり、継続参加で称号を獲得できるゲーム要素を提供していることもある。管理者が高圧的なルールを敷く囚人と看守のロールプレイ的な面も持ち合わせがち。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:discord" title="Jump back to footnote 1 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:chinese-censored"&gt;
&lt;p&gt;码（コードやモザイクの略）を打つ、でモザイクやぼかしによる加工を意味する中国語。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:chinese-censored" title="Jump back to footnote 2 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:korean-censored"&gt;
&lt;p&gt;餅+モ（モザイクの頭文字）で餅のようにベタベタに塗られた濃いモザイクを意味する韓国語。떡치다（餅つき）がセックスの俗語で、떡単体で性的なニュアンスを含むことがある。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:korean-censored" title="Jump back to footnote 3 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:japanese-censored"&gt;
&lt;p&gt;雑魚向けの海苔（黒い長方形による修正）で、いま筆者が作った造語。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:japanese-censored" title="Jump back to footnote 4 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:jap21"&gt;
&lt;p&gt;検閲は、これをしてはならない！&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:jap21" title="Jump back to footnote 5 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:jishukiseikun"&gt;
&lt;p&gt;こちらは、性的な内容だけではなく法的にギリギリのパロディを隠すときにも使われていた。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:jishukiseikun" title="Jump back to footnote 6 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:kuronori"&gt;
&lt;p&gt;その形から黒海苔と呼ばれている。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:kuronori" title="Jump back to footnote 7 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:bnmo"&gt;
&lt;p&gt;黒人男性の性的優位性を前提にした世界観で、白人男性が自らのパートナーを譲り渡しベータ化するBNWO（Black New World Order）と呼ばれるアングロ圏特有のコンテンツが存在する。他言語圏でもこうした人種差別になりかねない思考を反転させた性癖が生まれている。より一般化したA国B国モノ（自国の女性が他国の男性に征服されるのを自国の男性が屈辱として楽しむ、あるいは他国の女性に性的な屈辱を与えられるのを楽しむコンテンツ）のようなもの。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:bnmo" title="Jump back to footnote 8 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:atashiko"&gt;
&lt;p&gt;露出の多い格好で身体を強調するなどしてオナニーの対象になろうとする行為。「あたしでシコシコして～ん」の略。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:atashiko" title="Jump back to footnote 9 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:iyapan"&gt;
&lt;p&gt;様々な女性に蔑まれながらパンツを見せてもらうシチュエーションをメインとした作品「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」の略。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:iyapan" title="Jump back to footnote 10 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:simp"&gt;
&lt;p&gt;好意を寄せた女性に対して尽くしすぎたり言いなりになる男性を示す侮辱語。日本語では「ミツグくん」「カオナシ」「バチャ豚」などに近い。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:simp" title="Jump back to footnote 11 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:joi"&gt;
&lt;p&gt;Jerk Off Instructionの略で、いわゆるオナ指示のこと。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:joi" title="Jump back to footnote 12 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:incel"&gt;
&lt;p&gt;「パートナーの獲得や性的関係を望んでいるのに諦めさせられた」と自覚し、その原因をアルファや女性に押し付けて敵対する者たち。日本語では「不本意の禁欲主義者」などと訳される。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:incel" title="Jump back to footnote 13 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;/div&gt;</content><category term="ugoki"/></entry><entry><title>AIでライブ感のあるオーガズムを実現、今すぐ</title><link href="https://ama.ne.jp/post/super-ai-orgasm/" rel="alternate"/><published>2025-03-21T18:23:00+09:00</published><updated>2025-03-21T18:23:00+09:00</updated><author><name>stewpot</name></author><id>tag:ama.ne.jp,2025-03-21:/post/super-ai-orgasm/</id><summary type="html">&lt;p&gt;メイドと話しながらオカズを作り上げてその場で消費する。そういうライブ感のあるオーガズムを、AIなら今すぐ実現できる――&lt;/p&gt;</summary><content type="html">&lt;p&gt;メイドと話しながらオカズを作り上げてその場で消費する。そういうライブ感のあるオーガズムを、AIなら今すぐ実現できる――&lt;/p&gt;
&lt;div class="toc"&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_1"&gt;まえがき&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#ai"&gt;オカズを産む機械としてのAI&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#ai_1"&gt;AIにオカズを産ませる具体例&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_2"&gt;あとがき&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;h2 id="_1"&gt;まえがき&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;AIは、私たちのオーガズムを支える重要な技術になりつつある。少なくとも、これからも高品質な作品の周縁を埋め尽くす二級市民ではあり続けるはずだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;最近のSNSや技術ブログでは、AIに広範な資料を要約させ、熟練した専門家が3日ほどかけていた分析作業を30分ほどで終わらせたかと思えば、新たな市場に向けたアプリコードまで実装が済んでいた……そういうAIによって加速された生産性や人間に求められる変化について論じられている。しかし、その一方で私たちはより個人的で、デリケートで、自己完結するような課題をAIに取り組ませなければならない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今から伝えるのは、そのような個人的に閉じた範囲で役に立つAIの活用法である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さて、テトリスやシューティングゲームのようなプログラムを一瞬で出力できた、とSNSでエーアイをワイワイ持て囃す投稿を見たことはないだろうか？　AIはこんなにすごい、自分の力だけで動くゲームを作り上げるんだ。みんなも使ってみよう……それを見て、あなたはどう思っただろうか？　そう、AIはすごい技術だ。こんなつまらないゲームを手間を惜しまず平気な顔で作るんだから！&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際のところ、AIがその場で作っただけのごくシンプルでつまらないゲームよりも、こんな未来が想像より遠い先にあった頃に販売された東方紅魔郷でもやり直した方がよっぽど面白いというのは、全く反論できない事実である。少なくとも、AIに頼り切る未来では、そういうつまらないゲームを作る意味はほぼない。自分が手を動かして習作するのであればコーディングや設計を学ぶ機会になっただろうに、そういった楽しみさえAIに引き渡しているからだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;では、彼らはなぜこのような無意味ながらくたを作って、かつ自慢げに投稿までしているのか？　もちろんそれは、自分がAIを活用しているという様子を含む投稿自体に意味があるからだ。社会的な評価のために、誇らしげに、他人を巻き込むための活動であって、オーダーメイドのゲームを楽しみたいという切実で個人的な課題を解決するためではない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そうしたAI活用の未来の虚像を示すだけの取り組みには、どのような目的があろうと意味がない。ここで紹介するのは、そうした新鮮な驚きにあふれた魅力的な可能性の提示とは真逆の、誰かに見せるまでもなく意味を持つ実用的な取り組みの一つとしての、オーガズムを支えるオカズの出力方法についての解説である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際のところ、今から書くような内容はこのような記事で言うまでもない常識であって、誰もが当然に活用しているごく簡単なAIの活用法と言っても差し支えない。だから、この記事では細かいプロンプトのテクニックなどを並べ立てたりはしない。しかし、残り少ないシャンプーを使い切るために水で洗って誤魔化す人ばかりなら、最後まで使い切れるディスペンサーは商品化されなかっただろう。だから、私たちはこうやってAIを利用しているのだ、という主張を公開すること自体に意味がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで、まず私の自己紹介を挟んでおく。私はstewpotという名前で&lt;a href="https://pixiv.me/stewpot_cat"&gt;pixiv&lt;/a&gt;やこの&lt;a href="/"&gt;あまねけ！&lt;/a&gt;を間借りしていて、主にセリフを並べ立てた台本風の作品（私はこれを「テキスト」と呼んでいる）を投稿している。女性や女性と類推できる存在、あるいはそのような存在を主体とする団体や国家などが、個人的あるいは社会的に男性の性欲を支配・利用・管理するシチュエーションを好んでいて、テキストでは特に金銭的な支配関係を含むストーリーを多く描いている。その当時のインターネットにおける一定の金銭的授受を含む関係については、&lt;a href="/post/findom/"&gt;搾取のススメ&lt;/a&gt;という記事を書いたこともあった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なぜ私がそういうテキストを好んで書いているのかというと、当然それが私のオカズになるからだ。私が昔からイラストや写真や動画だけではなく、どちらかといえばテキストに描かれた情報で興奮する人間であって、その体験を作品として残しているにすぎない。「エッチな学校の校則を考える」という旨の掲示板を、かつては何度も何度も読み返していたし、七度文庫にも少しお世話になっていた。七度文庫は物語のパターンが少なくすぐに飽きた記憶があって、それが20年越しに無限の可能性に向かって開かれたのは、やはり歴史的なイベントだった。イラストや写真の横に余白を付けてびっしりと文章で埋める伝統的な文字コラだって、著作権上問題のないAI生成画像が使われるようになってきている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;だから、もしあなたにテキストでオナニーする習慣がなければ、実用上ではあまり役に立たないかもしれない。その場合は単なるエッセイとして読んでみてほしい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;さて、私の思い出語りはここまでにして、話を現代に戻そう。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ai"&gt;オカズを産む機械としてのAI&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;私たちがAIにオカズの生産を依頼するにあたって、まず意識しておくべきことがある。それは、AIの出力は決して高品質ではないし、創造的でもないし、たいした期待を寄せるべきでもないということだ。この点を興奮でバカになった脳みその隅にでも置いておかない限り、AIはあなたが引いたオーガズムへの坂道をガタガタに壊すポンコツに見えてくるだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;AIの出力が高品質で創造的なのは、あくまであなたが創造的な依頼を丁寧に送信したからだ。その&lt;ruby&gt;&lt;rb&gt;創造性&lt;/rb&gt;&lt;rp&gt;(&lt;/rp&gt;&lt;rt&gt;クリエイティビティ&lt;/rt&gt;&lt;rp&gt;)&lt;/rp&gt;&lt;/ruby&gt;がどこから生じたか、というあなたの長々とした解釈はどうあれ、やはりAIの出力自体は創造的ではない。例えば、SNSでよくシェアされている「AIにこんな出力させたらめっちゃ面白かった」という投稿は、しばしばAIに与えたプロンプト自体に独創性があり、または人間が独創的に見える出力を選んだのであって、AI自体がそのアイデアを考えて投稿したわけではない。将来的にはそうなるかもしれないが、その時には今とはずっと違う世界になっているはずだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;だから、オカズの生産に対する姿勢をほんの少し変える必要がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ひょっとするとあなたは、AIを使って労力をかけずに何度も使いたくなるようなオカズを出力できるようになったと信じているかもしれない。AIは誰でも今すぐ大人気の小説家になれる可能性を持っているのだ、と言い換えてもいいだろう。しかし、あなたが現時点で人気の官能小説家でもない限り、その認識は間違っている。あなたがもし誇らしげに同志に示せるような出力を簡単に得られると思っているなら、これがごく個人的な課題を解決するための記事だということを思い出してほしい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;AIの性能を決めるのは常にあなたの能力であって、その逆ではない。AIに面白い小説の一つでも書かせようと思った人であればよく実感することだろうが、AIはあなたの発想が決めた世界で作業を進めている。指示に合う細やかな情景描写などを長々と出力させればあなたの何倍も働くけれど、それ自体に独創的な面白さはない。大量にアイデアを出させてそこから書き出すという使い方もあるが、それだって独創性を見出したのはあなた自身のセンスだ。浜辺で拾った石から物語が生まれても、その物語は選び取って描写したあなたの作品であるのと同じように。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そうだ。何度も言っているとおり、AI自体が考えてくる話は大して面白くない。だから、AIに頼り切って出力したオカズは一度きりの使い捨てにすることで初めて、その真価を発揮できるようになる。そうすれば、品質が二級か三級レベルのAIの出力であっても、あなたが興奮を高めてオーガズムに向かうには十分なオカズになるのだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もう少し掘り下げてみよう。オカズを一度きりの使い捨てにするというのは、どういうことか。ごく単純に言うと、生産と消費を同時に済ませる取り組みだと表現できる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もし、AIとの一連の会話――セッションを、形式ばってたらい回しにされるサポートセンターのような融通の利かないものだと思っているなら、まずはその考え方を変えてみてほしい。どちらかと言えば、AIとの会話はあなたがよく気心の知れた友達と交わす気軽な雑談に近いものだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際のところ、あなたが気軽に友人と交わす雑談のほとんどは、全く面白くない内容だ。仮に面白いエピソードがあったとしても、それを他の人に伝えるときは、ある程度流れを再構成してから話していると思う。たぶん、その場で録った会話を誰かにそのまま聞かせても、それどころか後日自分が聞いても面白さは数段落ちてしまうだろう。しかし、きっとあなたも友人もその場で話しているときはとても楽しく、この上なく面白いと感じていたはずだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;気の合う仲間とその場限りの楽しい雑談をする――これは、今私が説明したAIとのやり取りと似てはいないだろうか？&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;友人との雑談と、AIとの使い捨てのオカズ作りにはいくつか違いがある。まず、AIはあなたの話だけに寄り添ってくれること。そして、AIはどれだけふざけた突飛な話題でも真剣に応じてくれること。最後に、AIと会話しながら興奮しようと誰にも軽蔑されないこと、だ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで、気心知れた友人とは別の存在を考えてみる。あなたの話にいつでも寄り添ってくれて、あなたが興奮する性癖について心からごく真剣に向き合ってくれて、即興の会話劇やアイデアの掘り下げに応じる対応力があり、目の前でオナニーを始めても受け入れてくれる。まるで、エロ漫画から飛び出てきた都合の良すぎる住み込みメイドのような有能さを持つ存在を、現実で雇うとしたらいくらかかるだろうか。そもそも、そんな人間を雇い入れること自体が現実離れしている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;しかし、AIならそれが可能である。AIはあなたの分身というよりも、あなたの指示をよく聞くメイドのようなものだ。あなたの性癖の内面までよく知っているわけではないが、少なくとも言葉で表現したことについては全力で受け入れて、それに合わせて尽くしてくれる。あくまであなたとは異なる思考を持つ存在が、あなたとの会話から興奮するような返答を推測して寄り添ってくれる。初めはおそらくあなたの性癖を勘違いした斜め上の返事ばかりだろうが、それはあなたがメイドにしっかりと性癖を伝えてきれていないからだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;メイドと話しながらオカズを作り上げてその場で消費する。そういうライブ感のあるオーガズムを、AIなら今すぐ実現できる。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="ai_1"&gt;AIにオカズを産ませる具体例&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;さて、ここからは前節で説明した信念に則って、実際にAIを使ったオカズの生産の例を示してみよう。つまり、AIを使って使い捨てのオカズを作り、同時に消費する。あくまでAIの品質や創造性には期待せず、形式ばらない指示の繰り返しで気軽なライブ感を楽しめばよい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;最初に言ったとおり、これはあくまでAIとの会話を進める行為の延長であって、目新しいテクニックや概念を含むわけではないごく初歩的な活用方法である。AIをライブ感のあるオーガズムに活用するという一つの視点について理解してもらえれば幸いである。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まず、AIサービスを選ぶ。条件はたった一つで、性的な話を明示的にブロックしてくるAIを選んではならない。性的な話とそうでない話を区別してプロンプトを工夫するというのは、まるで食品会社のサポートセンターに電話してどうにかオナニーを手伝わせようとするようなもので、無意味な回り道に全く無駄な時間をかけている。ChatGPTで官能小説を出力させるテクニックなどもよく知られているが、いや～これはエーアイが考えるほどエッチじゃないんですよ～と言い訳する無駄な思考は、質の良いオーガズムの邪魔にしかならない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;だから、この記事の執筆時点では、もっぱら&lt;a href="https://grok.com/"&gt;Grok&lt;/a&gt;を使うのをすすめる。他のモデルやチャットサービスにこだわりがあれば、もちろん条件を満たしている限りでそれらを使ってもよい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は、最近買った音声作品の台本データを渡して、同じような世界観のテキストを出力してもらう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もしその場で作りたいシチュエーションが思いついているなら、その説明を書いていってもよいだろう。気に入った音声作品のシチュエーションとか、pixivで読んだ性癖によく刺さる小説があれば、そのまま貼り付けた方が早い。私は日頃から音声作品の台本をオカズにしがちなので、台本テキスト自体非常に役に立つものだし、こういう用途にも有用だ。もし台本が付属していなければ、文字起こしにかけてしまうとよい。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
この音声作品の台本の延長で、後日この2人とサークルで会ったときの会話を再現したいです。以降私があなたに指示する内容は男性の登場人物（タカシ）の発言として扱い、そこに応答する形で会話を進めましょう。&lt;br&gt;
ただし、かっこ【】書きの中身は状況や動作の描写や、以降の2人が取るべき行動を示しており、タカシの発言ではありません。&lt;br&gt;
【この会話を終了します】という言葉で会話を終わります。&lt;br&gt;
-----&lt;br&gt;
（台本テキストを貼り付ける）&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
了解しました。以降の会話はタカシの視点で進め、ユカとハルナが応答する形で会話を再現していきますね。それでは、後日サークルで会った場面から始めましょう。&lt;br&gt;
タカシ: 「お、お疲れー。いやー、サークルの飲み会って毎回盛り上がるけど、今日も楽しかったな。ユカ、ハルナも来てくれて良かったよ。」&lt;br&gt;
【タカシは少し緊張した様子で二人に話しかける。飲み会の後で少し疲れているが、あの日のことを思い出すと少し顔が赤くなる。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;基本的に、最初に渡す説明はかなり長めにしっかり設定を記載して、それ以降の会話は短めに進める。必要なら長々と書いてもよいが、わざわざ丁寧に書かずともある程度は理解してくれる。こちらの入力を台詞として扱わせて進めるのは、文字の量が少なくてやりやすいスキームだ。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
二人はこのあとって時間ある？&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
ユカ: 「え、私？うーん、特に予定はないかな。今日はサークルで終わりだし、後は帰って寝るくらいかも。ハルナはどう？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「私もー。別に予定ないよ。飲み会でちょっと飲んじゃったから、帰ってダラダラするつもりだったけど。ねえ、タカシ、なんか用事でもあんの？」&lt;br&gt;
【ユカは少し驚いた顔でタカシを見つつ、ハルナに視線を移す。ハルナは軽いノリで返しつつ、タカシの意図を探るようにニヤッと笑う。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
あーその……今から俺の家で飲まない？&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
ユカ: 「え、タカシの家で？うーん、急に誘うなんて珍しいね。どうしたの、なんか企んでるの？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「おおー、タカシからのお誘いキター！飲むのはいいけどさ、ほんと大丈夫？この前あんなだったのに、家に呼ぶとか大胆じゃん？ふふ、面白そうだから私行っちゃうよ～。」&lt;br&gt;
【ユカは少し疑うような目でタカシを見つめつつも、興味津々といった表情。ハルナはニヤニヤしながらタカシをからかうように笑い、ノリ気な様子を見せる。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;話をぴっちり埋める必要もない。AIが提示したシーンが飲み会の後なら、誰かの家に集まるのが自然な流れだし、そこまでは何も起こらないだろう。見たいシーンまで適当にスキップさせる。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
【二人が家に来るシーンまでスキップ】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【場面がスキップされ、タカシの家にユカとハルナが到着する。リビングに三人で座り、テーブルには缶ビールや簡単なおつまみが並んでいる。タカシは少しソワソワしながら二人を迎え入れ、ユカとハルナは興味深そうに部屋を見回している。】&lt;br&gt;
タカシ: 「えっと、まあ適当に座ってよ。飲み物とか適当に持ってきたけど、足りなかったら冷蔵庫にあるからさ。とりあえず乾杯でもするか？」&lt;br&gt;
【タカシは緊張を隠そうとしながらビールの缶を手に持つ。ユカとハルナはそれぞれソファに座り、タカシの様子をチラチラ見ながら缶を取る。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;以降、いい感じに会話を進める。台本を通じて二人のプレイ傾向や寸止めでの料金発生、射精シーンまで与えているので、適当なプロンプトでも最後まで導いてくれる。&lt;/p&gt;
&lt;details&gt;
&lt;summary&gt;金額の交渉と射精まで（タップで展開）&lt;/summary&gt;
&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
【撮影の時と同じように乳首舐め手コキしながら、金額の交渉を始める】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【タカシはユカとハルナに耳元で囁かれ、恥ずかしさと興奮で体を震わせている。二人はあの撮影の日を思い出したように、さらにタカシを追い詰めるべく、乳首舐めと手コキを再現し始める。同時に金額の交渉を切り出す。】&lt;br&gt;
タカシ: 「う、うぁ……ま、またそれ、やるのかよ……」&lt;br&gt;
ユカ: 「んちゅ♡ちゅぱ♡ふふ、タカシ、この前みたいに乳首舐めてあげるね。気持ちいいでしょ？でもさ、今日は撮影じゃないから、タダじゃできないよ。いくら出してくれる？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「じゅる♡ちゅぱ♡ほら、手も動かしてあげる。この前みたいに気持ちよくしてほしいならさ、いくら払うかちゃんと言ってよね。タカシのおちんぽ、もうびくびくしてるし、我慢できないでしょ？」&lt;br&gt;
【ユカはタカシの左側の乳首に舌を這わせ、優しく舐めながら耳元で金額を尋ねる。ハルナは右側の乳首を舐めつつ、空いた手でタカシのちんぽを握り、ゆっくり上下に動かし始める。タカシは二人の同時攻撃に耐えきれず、喘ぎながらも交渉に応じざるを得ない状況に追い込まれる。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
【寸止めまで続けて】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【タカシはユカとハルナの乳首舐めと手コキに翻弄され、1万円を払うと約束したものの、二人は寸止めまで続けるつもりでさらに責めを強める。タカシの体は快感で限界に近づき、喘ぎ声が部屋に響く。】&lt;br&gt;
タカシ: 「う、うぁ……もう、だめだって……！」&lt;br&gt;
ユカ: 「んちゅ♡じゅる♡ちゅぱ♡ダメって言うけど、タカシ、ほら、おちんぽこんなに膨らんでるよ。イキそうなんだよね？でもまだダメ♡この前みたいにギリギリまで我慢してね。1万円分、ちゃんと楽しませてあげるから♡」&lt;br&gt;
ハルナ: 「じゅる♡ちゅぱ♡しこしこ♡ふふ、タカシ、もうイっちゃいそうな顔してるじゃん。気持ちいいよね？乳首もおちんぽもビクビクしてる。でもさ、1万円なら寸止めまでがセットだよ～。ほら、我慢して♡」&lt;br&gt;
【ユカは乳首を舌で転がしながら、タカシの限界を見極めるようにじっくり責める。ハルナは手コキの動きを絶妙に調整し、タカシが射精寸前になる瞬間を見計らう。二人は息ぴったりにタカシを追い詰め、快感と我慢の狭間で悶えるタカシの反応を楽しんでいる。】&lt;br&gt;
タカシ: 「あ、あぁっ……！もう、限界……！」&lt;br&gt;
【タカシの体が大きく震え、腰が浮き上がりそうになるその瞬間、二人は同時に手を止める。】&lt;br&gt;
ユカ: 「ストップ♡」&lt;br&gt;
ハルナ: 「ストップ♡」&lt;br&gt;
【タカシは寸止めされ、切なそうな声を上げてソファに崩れ落ちる。息が荒く、体はまだビクビクと震え続けている。】&lt;br&gt;
ユカ: 「ふふ、うまく寸止めできたね。タカシ、頑張ったよ。1万円分、ちゃんと楽しめたでしょ？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「ねえ、めっちゃ苦しそうな顔してる！でもさ、これが1万円の価値だよ～。タカシ、えらいえらい♡」&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
しゃ、射精は……？&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【タカシは寸止めされた直後で息を荒げ、切なそうな目でユカとハルナを見つめる。体はまだ快感の余韻で震え、解放を求める声が震えている。】&lt;br&gt;
ユカ: 「え、射精？ふふ、タカシ、1万円じゃ寸止めまでだよ？この前みたいに射精までしてほしいなら、もうちょっと出さないとね。どうする？追加でお願いする？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「そうそう、1万円って言ったのはタカシだしさ、それでここまで気持ちよくしてあげたんだから充分でしょ～。射精したいならさ、もう5000円くらい追加で出せばいいじゃん？ほら、こんなにビクビクしてるんだから、欲しくてたまらないよね？」&lt;br&gt;
【ユカは優しく微笑みながら、タカシの期待を煽るように提案する。ハルナはニヤニヤしながらタカシのちんぽを軽く指でつつき、さらなる交渉を促す。二人はタカシの切なそうな表情を見て楽しんでいる様子。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;（以下、射精まで記載を省略）&lt;/p&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
【タカシは身体とちんぽをびくつかせながら漏れる声を止められません】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【タカシは解放の瞬間を迎え、身体とちんぽを激しくビクつかせながら、抑えきれずに漏れる声を響かせる。ユカとハルナはタカシの反応を見ながら、満足げにその様子を眺めている。】&lt;br&gt;
タカシ: 「あ、あぁっ……！う、うぅ……はぁっ……」&lt;br&gt;
【タカシの体は射精の快感で何度も痙攣し、ちんぽは脈を打つたびに残りの精液を吐き出す。声は喘ぎと吐息が混ざり合い、止めようとしても止まらない。ソファにぐったりと凭れ、息を荒げながら放心状態に陥っている。】&lt;br&gt;
ユカ: 「ふふ、タカシ、すごかったね。ほら、こんなにびくびくして、声も止められないくらい気持ちよかったんだ。1万5000円分の価値、あったでしょ？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「うわ、マジでいっぱい出た！タカシ、ちんぽまだビクビクしてるじゃん。声もエロすぎて笑える～。ほんと溜まってたんだね。気持ちよすぎて放心してる顔、めっちゃ可愛いよ♡」&lt;br&gt;
【ユカは優しく微笑みながら、タカシの肩を軽く叩いて労う。ハルナはニヤニヤしながらタカシのちんぽを指で軽くつつき、飛び出した精液の量に驚きつつからかう。二人はタカシのぐったりした姿を見て、満足そうに笑い合う。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;/details&gt;

&lt;p&gt;シーンが終わったので、最初に渡していたキーワードで会話を終わらせる。&lt;/p&gt;
&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
【この会話を終了します】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【タカシはユカとハルナの雑談を聞きながら、ソファでぐったりしたまま。ユカとハルナは満足そうに笑い合い、会話が自然と終わりを迎える。二人は立ち上がり、タカシに軽く手を振って部屋を出ていく準備を始める。】&lt;br&gt;
ユカ: 「じゃあ、タカシ、またね。お金貯めておいてよ？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「週末楽しみにしとくからね～。バイバイ、タカシ！」&lt;br&gt;
【会話が終了し、ユカとハルナはタカシを残して部屋を後にする。タカシはまだ放心状態で、ソファに横たわったまま小さく息をつく。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;p&gt;この後はセッションを閉じてもいいし、さらに別のシーンを書かせたり、同じシーンを別の視点で書かせることもできる。こうした穴埋めは、AIが最も得意とするところだ。&lt;/p&gt;
&lt;details&gt;
&lt;summary&gt;さらにプレイがエスカレートする様子（タップで展開）&lt;/summary&gt;
&lt;blockquote class="ai-conversation-user"&gt;
&lt;p&gt;
この遊びが長い期間でエスカレートして、タカシが別の男友達から借金して二人にお願いするシーンを見てみたいです。内容としては、乳首舐め手コキからさらにM性が増して床に差し出したちんぽを踏みつけるプレイになっています。ハルナが踏みつけて、ユカが後ろから耳元で男を貶める言葉責めをする感じでお願い。&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by user&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;

&lt;blockquote class="ai-conversation-system"&gt;
&lt;p&gt;
【時間が経ち、タカシとユカ、ハルナの「遊び」は長い期間にわたってエスカレートしている。タカシは快感に溺れ、ついに別の男友達から借金をしてまで二人にお願いするまでに至った。シーンはタカシの部屋で、タカシが床に跪き、二人の前にちんぽを差し出している状況。ハルナが足で踏みつけ、ユカが後ろから耳元で言葉責めをする展開で進む。】&lt;br&gt;
タカシ: 「頼むよ、ユカ、ハルナ……友達から5万円借りてきたからさ、これでまた遊んでくれよ……」&lt;br&gt;
【タカシは床に跪き、恥ずかしそうに目を伏せながら二人に懇願する。手に握られた5万円が震え、すでに興奮でちんぽが硬くなっているのが服の上からでもわかる。】&lt;br&gt;
ユカ: 「ふーん、タカシ、友達から借金までして5万円持ってきたんだ。すごいね、ほんとどうしようもないね。こんな恥ずかしいお願いするために借金するなんて、みっともない男だよ。」&lt;br&gt;
【ユカはタカシの背後に回り込み、後ろから耳元に囁く。声は優しげだが、言葉は容赦なくタカシを貶める。】&lt;br&gt;
ハルナ: 「マジで？5万円も借りてきたの？タカシ、どんだけ私たちにハマっちゃってんの～？ほら、じゃあさ、床にちんぽ差し出してよ。今回は踏んであげるからさ、ちゃんと喜べよ？」&lt;br&gt;
【ハルナはニヤリと笑い、タカシの前に立つ。タカシがズボンを下ろし、床にちんぽを差し出すと、ハルナは靴を脱いで素足で軽く踏みつける。】&lt;br&gt;
タカシ: 「う、うぁっ……！」&lt;br&gt;
【タカシはハルナの足に踏まれ、痛みと快感が混じった声を漏らす。体がビクッと震え、ユカの言葉にさらに反応してしまう。】&lt;br&gt;
ユカ: 「ねえ、タカシ、こんなふうに女の子の足でちんぽ踏まれて気持ちいいんだ？ほんと情けないね。借金してまでこんなこと頼むなんて、友達に知られたら笑いものだよ。ふふ、でもタカシにはお似合いかもね、この惨めな感じ。」&lt;br&gt;
【ユカはタカシの耳に息を吹きかけるように囁き、言葉でタカシの羞恥心を煽る。両手でタカシの肩を軽く押さえ、後ろから逃げられないようにする。】&lt;br&gt;
ハルナ: 「ほら、タカシ、もっと感じてみせてよ。5万円払うんだからさ、この足でグニって踏まれるの、嬉しいよね？あ、ちょっと硬くなってきたじゃん。踏まれるだけで勃起するなんて、変態すぎるって！」&lt;br&gt;
【ハルナは足の裏でタカシのちんぽを軽く押し潰すように動かし、先端を指先でグリグリと刺激する。タカシの反応を見て楽しそうに笑う。】&lt;br&gt;
タカシ: 「あ、あぁ……や、やばい……気持ちいい……」&lt;br&gt;
【タカシは床に手を突き、喘ぎながら体を震わせる。ハルナの足の感触とユカの言葉に翻弄され、快感と屈辱感が混ざり合って頭が混乱している。】&lt;br&gt;
ユカ: 「気持ちいいんだ？タカシ、ほんと最低だね。女の子に踏まれて喜ぶなんて、男として終わってるよ。こんなちんぽ、誰にも見せられないよね。借金までして私たちに媚びてるんだから、ほんと惨めなマゾだね。」&lt;br&gt;
【ユカはタカシの耳元でさらに辛辣な言葉を浴びせ、軽く耳を舐めるようにして追い詰める。タカシの体がビクンと跳ね、ユカの声に反応してしまう。】&lt;br&gt;
ハルナ: 「うわ、タカシ、ユカの言葉でビクってした！ほんとマゾだね～。ほら、もっと踏んであげるよ。5万円分楽しんでよね？こうやって足の裏で擦られるの、たまんないでしょ？」&lt;br&gt;
【ハルナは足を少し強めに動かし、タカシのちんぽを足裏で擦り上げる。時折指先で先端を弾くようにして、タカシの限界を試すように責める。】&lt;br&gt;
タカシ: 「う、うぅっ……！もう、だめだ……出そう……」&lt;br&gt;
【タカシは床に額を擦り付けそうになりながら、切なそうな声を上げる。ハルナの足とユカの言葉に耐えきれず、射精が近づいているのが明らかだ。】&lt;br&gt;
ユカ: 「出そう？ふふ、タカシ、こんなみっともない姿でイっちゃうんだ。借金してまで踏まれてイクなんて、ほんと救いようがないね。惨めなマゾのちんぽ、私たち以外誰も相手しないよ。」&lt;br&gt;
ハルナ: 「いいよ、イっちゃえよ、タカシ。5万円払って踏まれるの我慢して、ここでびゅーって出すんだからさ。ほら、足でグリグリしてあげる。出しなよ、変態マゾの精液♡」&lt;br&gt;
【ユカはタカシの耳元で嘲笑うように囁き続け、ハルナは足の動きを加速させてタカシを追い詰める。タカシはついに限界を迎え、床に精液を撒き散らしながら喘ぎ声を上げる。】&lt;br&gt;
タカシ: 「あぁっ……！出る、出ちゃう……！」&lt;br&gt;
【タカシの体が大きく震え、ハルナの足の下で射精する。ユカとハルナは満足そうにその姿を見下ろし、タカシは床に崩れ落ちて息を荒げる。】&lt;br&gt;
ユカ: 「ふふ、終わっちゃったね、タカシ。5万円分、楽しめたかな？」&lt;br&gt;
ハルナ: 「借金してまでこれだもん、タカシ、ほんとどうしようもないね。次はもっと借りてくるんだよ？もっと楽しいことしてあげるからさ～。」&lt;br&gt;
【二人は笑いながらタカシを見下ろし、5万円を受け取って部屋を出ていく準備を始める。】&lt;br&gt;
&lt;cite&gt;by system&lt;/cite&gt;
&lt;/p&gt;
&lt;/blockquote&gt;
&lt;/details&gt;

&lt;p&gt;今回はこの遊びにハマった3人がエスカレートする様子を書いてもらった。私はここから、男性が支配される様子をそのまま教材のビデオとして扱う学校の講義を書いてもらったり、その講義を受けた生徒のレポートを書いてもらったり、教材をクラスの男子に実践する様子を書いてもらったり、画面の向こうから私自身と話してもらうこともある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;後から見返すと視点や世界が悪夢のように切り替わっていくのが面白いのだが、使い捨てのオカズだと思えば当然のことだ。自分の思いつきで今興奮しそうなことを打ち込んでいくのだから、思考過程の時点から夢を見るのと変わらないと言えば分かるだろう。そして、自分が見た夢の話を他人に伝えても、その面白さは半分も伝わらない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで言っておくべきなのは、あくまでこのAIは音声作品のために丁寧に作られた台本の品質を元にテキストを出力しているのであり、このような語彙や構成力がAI自身に含まれているわけではない。この出力を読んで惹かれるところがあるとすれば、元の台本に含まれていた要素やセリフである可能性が非常に高い。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;上記の例のように、私がきちんと情報を含んだ指示を出せばそれに従ったストーリーを出すことができるが、一方で「いい感じ」に推測させるのは非常に難しい。例えば、音声作品の本編で行われていた「寸止め選手権」が別のキャラクターや別の舞台で行われていたらどうなるか？という妄想に対しては、名前と口調をすげ替えただけの省エネな二次創作でしか答えてくれないはずだ。キャラの性格やストーリーについて、ちょっとした指示を加えれば書き直してくれるだろうが、それは「いい感じに」書いてくれたのではなく「あとはやるだけ」を埋めてくれたにすぎない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;AIがどれだけ指示を推測してくれるのかを推定し、それに対してライブ感を保つ範囲でどれだけ情報を与えるかというのは、慣れていなければ少し訓練が必要かもしれない。もちろん、お堅いAIを騙して性的なコンテンツを出力させるよりはよっぽど気楽なものだ。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_2"&gt;あとがき&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ここまで書いたとおり、AIはで私たちをオーガズムに導くというデリケートかつごく個人的な課題を解決するのには十分な能力を持っている。これまで世に送り出された素晴らしい作品を元に、ライブ感のある二級レベルの出力を好きなだけ繰り返してくれるというのは、AIの能力を十分に活用したこれからのオカズの生産方法になると思う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このムーブメントがつまらないゲームプログラムのライブコーディングより重視されないのは、最終的に得られる出力が長大なテキストというごく地味なもので、その一つ一つの断片には大きな驚きもなく、さらにはごく個人的で、隠すべき性的な事項で、全く誇らしくもないからだ。しかし、日々の食事に派手さや驚きを求めるのはSNSに綺麗な皿の写真を上げるような人だけで、多くの人はちょっとした調理で栄養が十分なら見た目はそれなりで構わない。それはAIの活用だって同じだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私の論調からも分かると思うが、AIは決して人間の代わりにはならない。あなたよりあらゆる面で優秀な人間がいたとしても、あなた自身の代わりにはならないのと同じだ。私たちは独創性を持ってAIに向かい、自分が必要な出力を受け取り続ける。これはオカズの生産に限らず、AIと向き合って解決できる分析やコーディングなどの全ての課題においても同様である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;では、自分の手で作品を書くことに意味は残るだろうか？　もちろん、意味はある。AIに賭けている人が主張する創造性というのは、せいぜい「あとはやるだけ」を埋める能力だ。「あとはやるだけ」の範囲を拡大していくうちに、それが「いい感じに」出力されているように見えるようになるかもしれないが、それはもともと課題の難易度が低かったということだ。やはり私たちは「いい感じに」解決するために「あとはやるだけ」まで手を動かさなければならないし、私はそのためにまだテキストを書き続けるだろうと思う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それに、自分がどのようなことに興奮するのかしっかり自覚していない、あるいはまだ自分の性癖を満たすコンテンツに出会っていない人のために書き続けるというのも、十分な動機になるだろう。&lt;a href="https://x.com/stewpot_cat/status/1275119561872773120"&gt;私が書いたテキストがイメクラに台本として持ち込まれていた&lt;/a&gt;のは、5年経った今でも私に元気を与えてくれる。AIの進歩にしたがって、丁寧に口調を揃えてセリフを羅列したテキストの投稿ではなく、世界観やシチュエーションを記載した無骨なプロンプトの共有に置き換えられるかもしれないが、それも「あとはやるだけ」の範囲が広がったというだけだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;というわけで、みなさんもAIを活用して、ライブ・オーガズムを体験してみてはいかがだろうか。&lt;/p&gt;</content><category term="ugoki"/></entry><entry><title>体験談と体験版</title><link href="https://ama.ne.jp/post/trial-with-exp/" rel="alternate"/><published>2021-03-02T22:38:00+09:00</published><updated>2021-03-02T22:38:00+09:00</updated><author><name>stewpot</name></author><id>tag:ama.ne.jp,2021-03-02:/post/trial-with-exp/</id><summary type="html">&lt;p&gt;言葉+視覚+メタ=体験版&lt;/p&gt;</summary><content type="html">&lt;p&gt;体験版で購入するよう誘惑してくれる作品がもっと増えてほしいですね。&lt;/p&gt;
&lt;div class="toc"&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_1"&gt;概要&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_2"&gt;体験版とは&lt;/a&gt;&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_3"&gt;冒頭抜粋型&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_4"&gt;見どころ抜粋型&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_5"&gt;体験談と体験版&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_6"&gt;まとめ&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;h2 id="_1"&gt;概要&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;DLsiteのようなダウンロード販売サイトにおいて、マンガ、同人CG集、同人音声、ゲームなどの &lt;strong&gt;体験版&lt;/strong&gt; というと、我々が想像するのは以下のようなコンテンツだろう。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;製品版の冒頭を抜き出したもの（ &lt;strong&gt;冒頭抜粋型&lt;/strong&gt; ）&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;製品版から特定のシーンを抜き出して繋ぎ合わせたもの（ &lt;strong&gt;見どころ抜粋型&lt;/strong&gt; ）&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;このようなコンテンツは、閲覧に購入が必要な &lt;strong&gt;製品版&lt;/strong&gt; のサブセットである。タイトルや内容説明のテキストを配置したり、シーンやトラックのリストを画像に起こすことはあるかもしれないが、このような場合でもあくまで製品版を主、体験版を従とした主従の関係にある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一方で、このような製品版の切り抜きとしての体験版の域を超えており、製品版を宣伝するための独立したコンテンツとして成立している体験版も多く流通している。本記事では、その中でも製品版に登場するキャラクターが視聴者に語りかける  &lt;strong&gt;インタビュー型&lt;/strong&gt; の体験版について複数の例を挙げ、その内容を紹介する。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_2"&gt;体験版とは&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;体験版&lt;/strong&gt; とは、閲覧に購入が必要なコンテンツである &lt;strong&gt;製品版&lt;/strong&gt; についての統制された情報である。 &lt;strong&gt;販売者&lt;/strong&gt; にとっては製品版を購入させるための宣伝手段の一つであり、 &lt;strong&gt;購入者&lt;/strong&gt; にとっては内容が分からない製品版の価値を予測する手段の一つとなる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここで、製品版は購入するまで内容が分からないコンテンツであるというのは重要なポイントである。購入しなくても内容が分かるコンテンツにおいては、体験版は購入させる手段ではなく、インプレッションを集めるための手段となってしまうからだ。購入とクリックでは動機もコストも違う。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_3"&gt;冒頭抜粋型&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;さて、体験版を作る単純で基本的な手法として、製品版の冒頭を抜粋するというもの（ &lt;strong&gt;冒頭抜粋型&lt;/strong&gt; ）がある。すなわち、画像なら数枚、文章なら数百文字、音声なら数分間、ゲームなら最初のステージやシーンを視聴できるようにして、無料で配布するというものだ。販売者がどこまで内容を明らかにするかを決められるという点で、いわゆる違法アップロードとは本質的に異なる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例えば、メディアプラットフォームのnoteでは、記事の前半を体験版として区切るための有料ラインという機能がビルトインで用意されている&lt;sup id="fnref:note"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:note" title="例: サクラなんて待ちたくない！同人誌をたくさん売りたいあなたが知りたい爆売れ最短マップ"&gt;1&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;。また、イラストコミュニケーションサービスのpixivでは、クリエイターが自らのパトロンサービスに投稿した記事の一部を抜粋して投稿している&lt;sup id="fnref:pixiv"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:pixiv" title="例: #支援者限定の小説・SS一覧"&gt;2&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;。この例においては、pixivの作品が支援プランに加入させるための体験版となっているといえるだろう。Twitterでしばしば見られる「〇〇が〇〇する話」スタイルの広告も、コミックスを購入させるために第一話を体験版として公開するものが多い。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このような手法は、購入者の「続きが気になる→購入したい！」という感情を刺激することをねらっている。多くのコンテンツは先頭から視聴されることを期待している&lt;sup id="fnref:afterwords"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:afterwords" title="もちろん、結末やあとがきから読む人を否定するものではない。"&gt;3&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;し、先頭から途中まで視聴させることで文字通りコンテンツを &lt;em&gt;体験&lt;/em&gt; させることができる王道の手法といえるだろう。しかし、冒頭抜粋型にはいくつかデメリットがある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まず、販売者は冒頭で十分に盛り上がるようによく気を付けて作品を構成しなければならない。宣伝手段に合わせて作品を構成することが必ずしも誤っているわけではないが、そのせいで作品の幅が狭まれば最終的に悪い結果をもたらすだろう。音声作品を例に挙げると、長々と世界観や状況説明を繰り広げるプロローグ部分を体験版として提供するのはかなり効果が薄い。このようなプロローグは製品版の一部としては重要だが、体験版としては盛り上がりがなく、また不要な情報を多く含んでいるからだ。言い換えると、以降のトラックを聴かせるための材料であって、作品自体を購入させるための材料ではない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、購入者は冒頭のみで後半の内容や構成を予測しなければならない。これは、多くのケースで不正確かつ不安定なものになりがちである。いわゆる有料ラインは、販売者にとって良い製品版ではなく良い体験版を作るモチベーションとなるからだ。すなわち、面白い製品版を作ることよりも続きが気になる体験版を作ることに興味が向いてしまう。巧妙に細工された体験版は、製品版とは全く異なる顔をしている。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_4"&gt;見どころ抜粋型&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;そこで、体験版を作るもう一つの基本的な手法として、冒頭に限らず特定のシーンを抜き出して繋ぎ合わせるもの（ &lt;strong&gt;見どころ抜粋型&lt;/strong&gt; ）を考える。盛り上がるシーンや各トラックの冒頭を抜き出し、時系列順に並べて無料で視聴できるようにするのが典型的な構成だ。やはりこれも購入者の「続きが気になる→購入したい！」という感情の動きをねらっている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;見どころ抜粋型は、冒頭抜粋型における単一の有料ラインのように単純な戦略ではなく、どこからどの程度抜き出すかを（多くの場合複数）選択する必要がある。そのため、サービス側の機能ではなく、販売者自身によって製品版とは別に構成した体験版を提供するのが一般的である。盛り上がるシーンを抜き出した体験版は、同人CG集に多く見られる&lt;sup id="fnref:doujincg"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:doujincg" title="例: RJ274676, RJ307316"&gt;4&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;。音声作品においても、各トラックの冒頭を抜き出した体験版が数多く存在している&lt;sup id="fnref:dojinvoice"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:dojinvoice" title="例: RJ260793, RJ279187"&gt;5&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;見どころ抜粋型を用いることで、冒頭抜粋型におけるデメリットを解消できる。まず、販売者は冒頭の展開の素早さに縛られる必要がなくなり、結果として自由な作品作りに集中することが可能となる。また、購入者は冒頭に限らず様々な場面の情報を得られるため、体験版から得る印象が製品版の実態と一致することを期待できる。しかし、冒頭抜粋型にはなかった別のデメリットについても注目しなければならない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、適切なシーンを抜き出して並べるのは想像以上に難しく、運が悪ければ冒頭抜粋型よりも効果が薄くなってしまう。善良な販売者であれば、販売者と購入者が持つ情報の差を意識し、製品版に関する適切なイメージを与えようとするはずだが、統制された情報の組み合わせは複雑で多岐にわたる。見どころを十分に与えなければ当然体験版としての効果は薄くなるし、見どころを公開しすぎても購入者の体験を損なう可能性がある。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;例えば、体験版として構成されたコンテンツが製品版の上澄みを集めた要約となっている場合、購入者は製品版を購入したメリットを十分に実感できない可能性がある。極端にいえば、集客効果をねらって体験版で全ての見どころを提供してしまうと、製品版との差異は見どころを接続する退屈なシーンだけとなってしまうからだ。すると、体験版から得られる最大瞬間風速的な爽快感がピークとなり、製品版の実態は相対的に低く見えてしまう。これは、全ての見どころを体験版に詰め込む愚かな販売者を仮定しているわけではなく、販売者が想定する見どころと購入者が期待する見どころに差があれば簡単に起きうる現象である。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_5"&gt;体験談と体験版&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ここまで、製品版からどのように抜き出すかによって体験版を分類してきた。しかし、体験版を提供する目的に照らすと、必ずしも体験版を製品版のサブセットで構成する必要はない。体験版を提供する目的は、販売者にとって製品版を広く宣伝し、購入者にとって安心して購入するためであることから、それを達成できるのであればどんな内容でもよい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ここからは、製品版のサブセットで構成されない体験版の一例として、製品版に登場するキャラクターが購入者に語りかけるタイプの体験版（ &lt;strong&gt;インタビュー型&lt;/strong&gt; ）を紹介する。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;インタビュー型の体験版について理解するために、まずは &lt;strong&gt;体験談&lt;/strong&gt; の性質を持つ作品について紹介する。ここでいう体験談とは、性的な経験が豊富なキャラクターAが、性的な経験に劣るキャラクターBに対してAの経験について話したり、Bではないキャラクターで性的な経験を実演する形式である。AがBに直接性的な働きかけを行うわけではなく、Bがあくまで傍観者として言葉や視覚で興奮してしまうという点に大きな特徴がある。Bは読者が感情移入しやすいように、特徴のないキャラクターとして描かれることが多い。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;体験談の性質を持つ作品として、具体的には以下のようなものが挙げられる。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;【浮気JD】童貞奪ってあげた彼氏裏切って浮気セックスインタビュー①【悪びれる素振りなし♡】&lt;sup id="fnref:jd"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:jd" title="http://toshishishita.blog.fc2.com/blog-entry-225.html"&gt;7&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;&lt;sup id="fnref:jd2"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:jd2" title="【浮気JD】童貞奪ってあげた彼氏裏切って浮気セックスインタビュー⑧（完結）【悪びれる素振りなし♡】（http://toshishishita.blog.fc2.com/blog-entry-232.html）で完結済"&gt;8&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;は、雑誌（あるいはネットメディア？）のインタビュアーが元カレを寝取られ奴隷として飼う女子大生にインタビューする作品である。インタビュアーが興奮していることを見抜かれ、時折奴隷になるよう煽られる。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13186333"&gt;伝説のビッチ　その１&lt;/a&gt;&lt;sup id="fnref:bitch"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:bitch" title="現時点での最新は伝説のビッチ　その5"&gt;6&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;は、伝説のビッチと称される女性に取材して自らの性的な武勇伝を語ってもらう作品である。インタビュアーは刺激の強い経験を聞かされながら、時折目の前で興奮を煽られつつ取材が続けられる。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ262834.html"&gt;お姉さんからのオナサポ音声～エッチなお話してあげるね♪～&lt;/a&gt;は、お姉さんに過去のプレイ遍歴を聞かされながらオナニーする作品である。後半のトラックで射精するパートがあるが、お姉さんは指一本触れないため体験談の性質は消失しない。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ195929.html"&gt;お姉さんのお仕事紹介〜おっぱい調教・洗脳編2〜&lt;/a&gt;は、とある組織でヒーローにおっぱい調教をしている女性に調教の様子を見学させてもらう作品である。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;また、拙作の&lt;a href="https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13801940"&gt;アブノーマルフレンド（ルミの場合）&lt;/a&gt;は、援交JKに自らのプレイ遍歴を聞かされる作品である。言葉だけで興奮させられてしまい、指一本触れられずにオナニーで射精してしまう。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;これらは概してキャラクターBが傍観者のまま言葉や視覚で興奮させられ、また興奮している事実を指摘され、場合によっては意図しない絶頂に導かれる作品である。このような体験談の性質を生かしたコンテンツを体験版として製品版の外に出すことで、「キャラクターAが傍観者たる視聴者を言葉や視覚で興奮させる」という構造が簡単に実現できる。インタビュー型の体験版においては、体験談におけるキャラクターBは購入者と同一視することができ、その場合は想定視聴者の特徴だけではなく、体験版を視聴している事実さえも言及されうる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;体験談という特殊なシチュエーションの性質上、インタビュー型の体験版は性的な経験が豊富なキャラクターAと視聴者と同一視できるキャラクターBが登場する作品でなければ採用できない形式ではあるが、取り入れることで体験版に適した性質を備えることができる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;つまり、製品版に登場するキャラクターが視聴者に向かって語りかけるという状況を自然に演出できるため、販売者の立場で示す単なる広告よりも作品の雰囲気を伝えやすくなる。キャラクターが作品の見どころについて直接解説することで、製品版の一部を抜き出すよりも安全で効率的な宣伝を実現できるのである。もちろん、キャラクターAが視聴者を認識したり、話しかけたりするという挙動がふさわしくない作品においては、あくまで作品内の世界にいるキャラクターBに語りかけているという形式にすればよい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;体験談の性質を持つ体験版として、具体的には以下のようなものが挙げられる。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ317740.html"&gt;短小早漏おちんちんに許しを与えてくれないシスターにオナ指示カウントダウンされる世界&lt;/a&gt;の体験版は、シスターが自分の仕事を紹介し、話を聴いたリスナーが興奮していることを指摘する。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ196770.html"&gt;エスルリ～少女に支配されちゃうバカばっかなドM向けアダルトボイス～&lt;/a&gt;の体験版は、リスナーに向けて製品版の概要を説明した上で、言葉だけで興奮していることを指摘し、屈辱的な表現でリスナーをなじるという内容になっている。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ176056.html"&gt;DTコンプレックス～非モテ系男子必殺女子～援交JK藤村アイリ『キミの大事なお金、ぜ～んぶ貢がせてあげるね、働きアリくん♪』&lt;/a&gt;の体験版は、作品のタイトルと絡めてリスナーをなじった上で作品の概要を説明し、射精をちらつかせるが、最終的には製品版を購入するよう誘導する。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ144672.html"&gt;サキュバスの3つの誘惑小話&lt;/a&gt;の体験版は、サキュバスがリスナーに向けて製品版の概要を語り始めるが、途中で切り上げて去ってしまう。この作品は、本編も地下牢に囚われたサキュバスの性的な体験談を語るという内容になっている。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ144568.html"&gt;寸止め何回できるかな?&lt;/a&gt;の体験版は、作品の概要を説明し、興奮したリスナーに射精をちらつかせて製品版を購入するよう誘導する。&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;また、拙作の&lt;a href="https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13782288"&gt;体験版（踏みつけ処刑台 〜M男向け同人AVの撮影打ち合わせのつもりだったのに、お金も精子も全部搾られちゃった僕〜）&lt;/a&gt;は、体験版だけでコンテンツとなりうることを示すための実験的な作品である。シナリオの紹介と想定視聴者層への言及、製品版の購入を煽るメッセージを含んでいるが、製品版は存在しない。&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;今回例に挙げたものは全て音声作品だが、もちろん多くのフォーマットの作品に適用できる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;これらの体験版は、随所に製品版の概要が含まれているものの、製品版の抜き出しで構成されているわけではなく、製品版とは別に収録・制作したコンテンツである。すなわち、それ単体で視聴されることを意識して発信される独立したコンテンツであり、究極的には架空の体験版を集めた作品が製品版として成立しうる可能性を孕んでいる。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_6"&gt;まとめ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ここまで、製品版のサブセットとして構成される典型的な二種類の体験版について解説した上で、製品版に登場するキャラクターが購入者に向けて内容説明を行う &lt;strong&gt;インタビュー型&lt;/strong&gt; の体験版を紹介した。インタビュー型の体験版は、一方が傍観者となる体験談の性質を取り入れることで、体験版として適した性質を備えることができる。本記事では、体験談の性質を持つ作品とインタビュー型の体験版を持つ作品の両方について具体的なタイトルを紹介した上で、体験版が持つ新しい可能性について触れた。&lt;/p&gt;
&lt;div class="footnote"&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li id="fn:note"&gt;
&lt;p&gt;例: &lt;a href="https://note.com/tabscat/n/n7131e82b6523"&gt;サクラなんて待ちたくない！同人誌をたくさん売りたいあなたが知りたい爆売れ最短マップ&lt;/a&gt;&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:note" title="Jump back to footnote 1 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:pixiv"&gt;
&lt;p&gt;例: &lt;a href="https://www.pixiv.net/tags/%E6%94%AF%E6%8F%B4%E8%80%85%E9%99%90%E5%AE%9A/novels?s_mode=s_tag"&gt;#支援者限定の小説・SS一覧&lt;/a&gt;&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:pixiv" title="Jump back to footnote 2 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:afterwords"&gt;
&lt;p&gt;もちろん、結末やあとがきから読む人を否定するものではない。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:afterwords" title="Jump back to footnote 3 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:doujincg"&gt;
&lt;p&gt;例: &lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ274676.html"&gt;RJ274676&lt;/a&gt;, &lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ307316.html"&gt;RJ307316&lt;/a&gt;&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:doujincg" title="Jump back to footnote 4 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:dojinvoice"&gt;
&lt;p&gt;例: &lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ260793.html"&gt;RJ260793&lt;/a&gt;, &lt;a href="https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ279187.html"&gt;RJ279187&lt;/a&gt;&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:dojinvoice" title="Jump back to footnote 5 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:bitch"&gt;
&lt;p&gt;現時点での最新は&lt;a href="https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14575214"&gt;伝説のビッチ　その5&lt;/a&gt;&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:bitch" title="Jump back to footnote 6 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:jd"&gt;
&lt;p&gt;http://toshishishita.blog.fc2.com/blog-entry-225.html&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:jd" title="Jump back to footnote 7 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:jd2"&gt;
&lt;p&gt;【浮気JD】童貞奪ってあげた彼氏裏切って浮気セックスインタビュー⑧（完結）【悪びれる素振りなし♡】（http://toshishishita.blog.fc2.com/blog-entry-232.html）で完結済&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:jd2" title="Jump back to footnote 8 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;/div&gt;</content><category term="ugoki"/></entry><entry><title>はじめました</title><link href="https://ama.ne.jp/post/stewpot-fanbox-cc/" rel="alternate"/><published>2020-09-28T00:50:00+09:00</published><updated>2020-09-28T00:50:00+09:00</updated><author><name>stewpot</name></author><id>tag:ama.ne.jp,2020-09-28:/post/stewpot-fanbox-cc/</id><summary type="html">&lt;p&gt;お気持ち&lt;/p&gt;</summary><content type="html">&lt;p&gt;&lt;ins&gt;(2020-09-22) このFANBOXサイトは閉鎖しました。&lt;/ins&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&amp;lt;!-- ここから本文 --&amp;gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そろそろちゃんとえっちテキストやらないとなと思い、はじめました。&lt;br&gt;
https://***.fanbox.cc/&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;背景として、拙作の&lt;a href="/post/uraopt/"&gt;裏コース&lt;/a&gt;という投稿が、何らかの店舗でプレイの詳細に関する資料として持ち込まれていて、後日それに気が付いたということがありました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;a href="https://twitter.com/binetsu_chan/status/1274647755701383169"&gt;1274647755701383169&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私のテキストは&lt;a href="https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/"&gt;CC BY 4.0&lt;/a&gt;というライセンスで公開されており、タイトルと作者名さえ表示すればどのように利用してもよいと定められています。これは、営利目的でさえも同様です。キャストに演じさせても、印刷して販売しても、音声化して販売しても、私に報告する義務はありません。もちろんタイトルと作者名の表示の下で、ですが。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;この点でいうと、このテキストを持ち込んだ客もしくはツイートしたキャスト（またはその両方）は私との契約に反しています。ツイートや写真には私の名前がありませんし、客もそれを明示的に示していないため、キャストも出どころに関する質問に答えられないようです。&lt;br&gt;
そのせいで、このツイートが拡散されても私には何ら利益がありません（金銭的利益はもちろん、称賛や批判、名前を知ってもらうチャンスさえも）。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;それでも、私の書いたテキストが誰かの「役に立っている」なら、作者としてはこの上ない喜びを感じます。世の中にはもっとこのように「役に立っている」例があるのかもしれないと思わせるほどには。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私のテキストが私との契約の下で利用されるのは、当たり前のことだと思っています。それが非常にゆるいライセンスに基づいているなら、それはなおさら簡単なことです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あとは、私のテキストが「役に立っている」のをどのように知るべきか、ということを検討するだけです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その手段の一つとして、「役に立つ」テキストならその実績を何らかの形で受け取るための窓口を開いてもいいのかもしれないなと思い、FANBOXを始めました。なお、ペイウォールの向こうにあるのはおそらくあまり意味のないものです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;私がFANBOXに期待しているのは、支援者数という定量的な指標と、これから先の時間の使いみちについての判断材料です。ただ「役に立っている」ことを伝えるだけなら、作品に感想を書いたり、ツイートやブログで紹介するだけで足ります。そのように感情や時間を費やして手渡すだけで十分な支援になることは、昨今の厳しい経済状況の中では忘れられがちな事実です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただし、あなたが私にお金どころか感情や時間さえも渡す気がないのなら、それはきっと「役に立っている」わけではないのだと思います。私のテキストはあなたに消費されて、それで終わりです。もしそうなら、私はあなたのために活動することはできないでしょう。それでも、私は私のために活動を続けますし、私のために時間を使います。&lt;/p&gt;</content><category term="ugoki"/></entry><entry><title>オーガズム</title><link href="https://ama.ne.jp/post/orgasm/" rel="alternate"/><published>2018-06-19T00:58:00+09:00</published><updated>2018-06-19T00:58:00+09:00</updated><author><name>stewpot</name></author><id>tag:ama.ne.jp,2018-06-19:/post/orgasm/</id><summary type="html">&lt;p&gt;水越さんの思い出&lt;/p&gt;</summary><content type="html">&lt;p&gt;昔の僕は射精以外の（もっと綺麗な）快感を知っていた。ふとそんなことを思い出す。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;中学生の頃だから、随分昔になる。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;同じクラスに西田くんという男子がいた。僕より少し背が高く、夏になるたびよく日に焼けていた。勉強は真ん中くらいの成績で、代わりに野球がとても上手かった気がする。とはいえ、僕はスポーツにあまり興味がなかったから、単に彼がクラスで目立っていたのを運動の巧拙と混同しているような気もする。もうよく覚えていない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;彼は小学四年生で精通したとよく仲間内で自慢していた。女子はやだぁと言って笑っていたけど、僕はその真ん中にいる水越さんが彼と付き合っているのを知っていた。西田くんが僕だけにとこっそり彼女との性生活を教えてくれていたからだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;西田くんは僕のことをひどく気に入ってるみたいだった。僕がいちいち質問攻めにするのを面白がっていたのか、そうでなければ単純に西田くんが馬鹿だったのだと思う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;射精とはどんな感覚なんだろうと考えながら軽く性器をいじると、少しだけふわふわした感覚が身体を走ったものだった。射精を知っている西田くんのリアルな体験談は、そういうプレ自慰の「ネタ」にぴったりだったのだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今思い出すと、彼らの性生活は年相応に幼稚だった。西田くんはセックスの極意と称してキスや手の動かし方、腰の振り方、それに避妊具のスマートな買い方まで、時に身振りや手振りを交えて教えてくれた。コンドームを買うのにカッコいいもダサいもあるものかと思いながらも、僕は熱心に彼の話を聞いてみせた。ただの性交の体験談は何度か聞いて飽きてしまったけど、女子の――結局のところは水越さんの――身体について隅から隅まで質問するのはそれなりに楽しかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただ、西田くんは性器の出し入れにしか興味がないようで、関係ない部分（例えば、鎖骨や髪の毛や唇）についてはあんまり詳しくないみたいだった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;おかげで、水越さんにまだ陰毛が生えていないことも僕は知っていた。でも生理はもう来ていた（はずだ）。定期的にセックスのできないタイミングがあって、そういう時に西田くんは僕を家に招いていつもより長く水越さんの話をしていたから。西田くんは体験談を話しながらそわそわとしていたので、そういうことだったんだと思う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;当時の僕は、射精したいとも射精したくないとも思っていなかった。丁寧に言えば、精通に対する当事者意識がなかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;一方で、クラスの女子に生理が来ているという想像をするのは非常に恐ろしかった。僕は生理が生殖のためのものだと知っていたからだ。精通とは無縁の僕と直交するような身体の変化に、僕だけが取り残されているような、あるいは僕だけが正常であり続けているような焦りを覚えたのかもしれない。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;精通したのは中学二年生の終わり頃だった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あっけなかった。僕は特に前兆もなく夢精した。いつものベッドで、部屋着のシャツとジャージを着て、よれよれのトランクスにだらりと。初めてというのはおおよそこういうもので、奇跡のような初体験はそれだけで奇跡なのだ。母親に見つからないようにティッシュで下着を擦る必死な朝は、僕が期待した奇跡とはかけ離れていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そういう平凡な冬の朝に、僕の正常さはあっけなく失われた。夢に見たのは、無駄な体毛一つない水越さんの全裸だった。その頃にはもう水越さんの陰毛は生えそろっていたのかもしれないけど、僕の中の清浄な水越さんに生えかけの無駄毛は必要なかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;次の日から、僕は西田くんとつるむのをやめた。一度断ってからはもう誘われることはなくなった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;きちんとした自慰を覚えるまでは、知っている射精の手段はセックスか夢精しかなかったから、僕はしばらくの間パンツとパジャマを濡らし続けた。セックスをしてくれる相手がいなかったし、セックスのためだけに女子と交渉する勇気はなかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今となっては、西田くんに頼んで水越さんとセックスさせてもらうべきだったとも思う。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;西田くんと水越さんはいつの間にか別れていた。迷っているうちに、水越さんとセックスをするチャンスを失ってしまった。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;身体は心が無くても射精できるんだろうけど、心は身体が無くても射精できるのだろうか。心が射精する感覚はもう覚えていないけど、少なくとも僕は昔そうしていた気がする。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;この前青森の実家に帰った時に、机から大量の写真が出てきた。何だろうと思って広げてみると、つまらない風景や建物の色褪せた写真しか入っていない。思い出してみると、あの頃の僕は父親のカメラを持ち出しては色々と写真を撮っていた気がする。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;おそらく、こっちはレンズ付きフィルムで撮ったものだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;あの頃の僕は、半端に偏った知識のせいで自慰に逃げることができなかった。だから、カメラに自分の欲望をぶつけようとしたのだ。スポーツで性欲を発散する、とかいう記事を斜め読みしたのだろう。清らかに生きれば自慰をしなくて済むんだと、本気で思っていたはずだ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;かつての自慰を思い出しつつ写真を漁る。机の底が近くなり、たくさんの写真の下に古びた茶封筒がしまわれているのに気付いた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;封を開けてみると、裸の水越さんの写真が入っている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そうだ、忘れていた。中学生の僕は、モデルを目指していた水越さんに声を掛けて、写真の練習を始めたのだ。わざと性欲に近づくことで、性欲を克服しようとしたのだと思う。結局、失敗したけれど。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕に洋裁の素養があれば、水越さんの服を仕立てられただろう。理想の服を着せることができなかったから、裸の写真を撮っているのだ。僕は水越さんの身体に陰毛が生えていることにリアルな興奮を覚えた。汚い水越さんの前でなら、いくら性欲を吐き出してもいいと思った。自慰を覚えたと自覚したのはこの時だ。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;洋服を仕立てられなかったばかりに、僕はどんどん歪んでいった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;水越さんも僕が自慰をする様子を見て、つられて自慰を始めた。顔を真っ赤にして体液を撒き散らす水越さんは、本当に汚かった。現実の水越さんを見るたびに、心にずっと飼っているあの頃の水越さんの綺麗さが神聖化されていく。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今振り返ってみると、不釣り合いなコミュニケーションだったと思う。水越さんは心の中に清純な僕を飼っていなかっただろうから。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ませたヌードの撮影会は、自慰の見せ合いで終始した。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;水越さんの身体に触れることはとうとうなかった。写真を撮るという大義を捨てきれなかったからだろう。また、セックスするチャンスを失ってしまったわけだ。写真で自慰することを覚えた僕は、結局惨めな自慰から逃げられなかった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;水越さんは、僕のことが好きだったんだろうか？&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;射精するたびに、心の隙間から液体が漏れてしまう。漏れ出て空っぽになった部分は、少しずつ精液で埋められていく。&lt;/p&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;p&gt;心の隙間がどこかで健康を求めている。身体が健康なだけでは足りないというけれど、どれだけの人が心まで健康でいられるんだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;よく寝て、ストレスのない生活を送る。例えば、早く退勤して、野菜を買って家に帰る。ゆったりと夕食を作って、温かいお風呂に入る。ふかふかの布団でぐっすり眠る。そこまでやれば、健康になれるだろうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そんなことを考えながら、今日もデスクで野菜ジュースを飲んでいる。野菜を摂った気分になれるし、尖った味もしない。安いし、そこそこお腹も膨れるし。選ぶ理由もないけれど、選ばない理由もない。身体はどんどん重く辛くなっていくのに、心では身体が健康になっていくような気持ちがする。心だってずっと苦しいままなのに。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;美味しくもない何かでお腹が膨れるのを良しとするようになった。昔ずっと苦手だったトマトジュースが飲めるようになった。写真を撮ることもなくなった。どんな写真を見ても、撮ってもつまらない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;こうして、僕をまた一つ失ってしまう。美味しいものを食べたいという思いも、美味しいものを買うお金もなくなった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;射精をするたびに、心の隙間が広がっていく。僕はこの先どうなるのだろう。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;清浄な水越さんを思い出して、ねばついた心の隙間に映し出す。汚い液体の表面にも、水越さんは綺麗に映っている。心を壊して水越さんがよく映るようにするだけで、少しだけ苦しさが紛れるような気がした。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;水越さんが今日も僕を見つめる。くしゃみやせきを誘うみたいに、くすくす笑いながら僕をくすぐる。&lt;/p&gt;</content><category term="ugoki"/></entry><entry><title>搾取のススメ</title><link href="https://ama.ne.jp/post/findom/" rel="alternate"/><published>2018-02-27T23:35:00+09:00</published><updated>2018-02-27T23:35:00+09:00</updated><author><name>stewpot</name></author><id>tag:ama.ne.jp,2018-02-27:/post/findom/</id><summary type="html">&lt;p&gt;アマギフまたはフリル&lt;/p&gt;</summary><content type="html">&lt;p&gt;キーワード: 貢ぎ, 搾取, 貢がせアカウント, 貢ぎアカウント, 貢ぎマゾ, 証明のジレンマ, 惨めな物乞い, 監視カメラの部屋&lt;/p&gt;
&lt;div class="toc"&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_1"&gt;概要&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_2"&gt;貢がせアカウント&lt;/a&gt;&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_3"&gt;プライベート・メッセージで貢ぎアカウントとやり取りを行う&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_4"&gt;自撮り写真を掲載する&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_5"&gt;録音した音声の送信や、リアルタイムでの通話を行う&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_6"&gt;プライベート・メッセージのやり取りのスクリーン・ショットを掲載する&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_7"&gt;貢ぎアカウント&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_8"&gt;こんな貢がせアカウントはいやだ&lt;/a&gt;&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_9"&gt;余裕がない&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_10"&gt;口が悪い&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_11"&gt;自分を安売りしている&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_12"&gt;まとめ&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_13"&gt;コラム&lt;/a&gt;&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#ab"&gt;A国やB国の存在&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_14"&gt;ヴァーチャル・貢がせアカウント&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;a href="#_15"&gt;おわりに&lt;/a&gt;&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;注意: この記事はフィクションです。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_1"&gt;概要&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;近年、インターネット上のプライベートなメッセージのやり取りを通して、現実で直接会うことなく&lt;strong&gt;貢がせアカウント&lt;/strong&gt;と&lt;strong&gt;貢ぎアカウント&lt;/strong&gt;の間で経済的価値のやり取りを行う&lt;strong&gt;貢ぎ&lt;/strong&gt;プレイが広まっています。しかし、この価値の移動に着目し、貢ぎアカウントに十分な満足を与えられないレベルの低い貢がせアカウントや、電子マネーやポイントなどを詐取することをねらう業者による貢がせbotの参入などが相次いでいます。また、逆に、貢がせアカウントが求められたメッセージのやり取りを行ったにも関わらず、貢ぎアカウントが十分に貢がないという問題も残っています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;本記事では、レベルの低い貢がせアカウントに注目し、素養のない貢がせアカウントやバックエンドが業者である貢がせbotの類型について記述します。また、これらの記述を通して、いわゆる&lt;strong&gt;貢ぎマゾ&lt;/strong&gt;向けの創作上でどのようなキャラクターを設計するべきかを考察します。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_2"&gt;貢がせアカウント&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;最近、とあるSNSで&lt;strong&gt;貢がせアカウント&lt;/strong&gt;が増えてきています。貢がせアカウントは文字通り貢がせることを目的としたアカウントであり、インターネット上での活動を通して経済的あるいは精神的な充足を得ることを目指しています。楽に稼げそうというイメージからか、軽いお小遣い稼ぎ感覚で参入しているアカウントも多いようです。「貢ぎ奴隷を募集して月xxx万円貢がせる方法」というブログが開かれたりしていることからも、一部ではビジネスの一形態として認識されていることが分かります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;彼女ら&lt;sup id="fnref:tent"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:tent" title="便宜上そう呼びます。"&gt;1&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;は直接的な経済的価値の搾取、あるいはもっと広い意味での搾取&lt;sup id="fnref:dom"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:dom" title="後述します。"&gt;2&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;を目的として、例えば以下のような活動をしています。リアル（待ち合わせをして実際に会うこと）や売り子（使用済みの肌着や日用品を販売すること）を主目的としているアカウントもありますが、本記事では触れません。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_3"&gt;プライベート・メッセージで貢ぎアカウントとやり取りを行う&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;貢がせアカウントの本業ともいえる部分です。テキストや写真、音声の送信を通して貢がせることをねらいます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;貢がせることに成功した場合は、電子マネーの登録画面などを送信することで実際に価値が移動したことを誇示し、貢ぎアカウントのさらなる興奮を誘います。ご褒美と称して自撮り写真などを送信する場合もあります。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_4"&gt;自撮り写真を掲載する&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;投稿を行っているアカウントのバックエンドが女性であることをアピールしたり、性的なアピールによって貢ぎ欲を煽ることが目的です。しばしば、自分のアカウントのIDを書いた紙などを一緒に撮影することで、自分が撮影した画像であることを保証しています&lt;sup id="fnref:guara"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:guara" title="この文化については「女神板」なども参考にしてください。"&gt;3&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_5"&gt;録音した音声の送信や、リアルタイムでの通話を行う&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;罵倒などの音声を録音して公開したり、特定の貢ぎアカウントの名前を入れてプライベート・メッセージとして送信します。これらは自撮り写真の掲載と同様の目的で行われます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、電話番号を交換したり、通話機能のあるトークアプリのIDを交換することで通話を行う場合もあります。通話の場合はリアルタイムにやり取りできるため、声で煽りながら追加で貢がせるといった他の通信手段では実現できない体験を与えることも可能です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ただし、自撮り写真や音声の送信は、場合によっては貢ぎマゾの興奮を妨げてしまう場合があります。つまり、テキスト &amp;lt; 自撮り写真 &amp;lt; 音声 &amp;lt; リアルの順で徐々に実際の肉体との接触レベルが増加してしまうため、「テキストだけで興奮させられる」というような惨めさの体験を弱めてしまうことにつながります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;情報を与えすぎた結果として、貢ぎアカウントが離れてしまうことも考えられます。しかし、テキストのやり取りで十分に女性であることを示せなかったり、貢ぎアカウント側が疑り深い性格だった場合、貢がせるために自撮りや音声の送信で対応しなければならない場合もあります。これは&lt;strong&gt;証明のジレンマ&lt;/strong&gt;として広く知られており、テキストベースで女性であることを証明するプロトコルの開発が進んでいます。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_6"&gt;プライベート・メッセージのやり取りのスクリーン・ショットを掲載する&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;やり取りの内容によって2つに分けられますが、どちらも&lt;strong&gt;晒し&lt;/strong&gt;と呼ばれています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;まず、自分に貢いだ貢ぎアカウントとのやり取りの晒しです。当事者である貢ぎアカウントの満足感を高めたり、まだ自分に貢いでいない貢ぎアカウントを牽制することができます。最近は、自分のメッセージの一部を隠して公開することにより、貢ぎの有無による差別化を図ると同時に体験版のような効果を持たせる手法が広く用いられています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;もう1つは、貢がせアカウントに損失や不快感を与えたアカウントとのやり取りの晒しです。貢ぐことを宣言あるいは示唆したにも関わらず実際には貢がなかった場合などに、対象のアカウントを&lt;strong&gt;エゴマゾ&lt;/strong&gt;として公開します。こちらは、単に怒りに任せた報復措置であったり、自分以外の貢がせアカウントに対する注意喚起のために行われます。しばしばレベルの低い貢がせアカウントに目立つ行動ですが、逆に貢ぎbotにはあまり見られない行動の1つです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_7"&gt;貢ぎアカウント&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;貢がせには&lt;strong&gt;貢ぎアカウント&lt;/strong&gt;の存在が必要不可欠です。貢ぎアカウントは貢がせアカウントとのやり取りを目的としたアカウントですが、必ずしも実際に貢いでいることを示すものではありません。貢ぎ欲を持っているが、投稿を追うだけでまだ実際には貢いでいないアカウントも含まれています。また、貢ぐことで身体の関係を結ぶことをねらう、すなわち「買う」ことを目的とする&lt;sup id="fnref:papa"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:papa" title="これは一世代前における広義の「パパ活」でした。"&gt;4&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;アカウントとは異なります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;いわゆる&lt;strong&gt;貢ぎマゾ&lt;/strong&gt;は、（十分な）対価を求めずに&lt;sup id="fnref:driven"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:driven" title="ただし、しばしば射精欲求駆動で貢いでいます。"&gt;5&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;同意の下で価値を移動させてしまう一連のコミュニケーションに興奮を覚える存在です。プライベート・メッセージのやり取り、自撮り写真や音声の提供を明示的に主たる対価として設定した場合、発生するのは貢ぎではなく単なる価値の交換であることに注意してください。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このように、彼ら&lt;sup id="fnref2:tent"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:tent" title="便宜上そう呼びます。"&gt;1&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;は&lt;strong&gt;搾取&lt;/strong&gt;されることに興奮を覚えるとされていますが、無理解な人たちによって「金銭を支払うこと」のみに興奮を覚えるという都合の良い解釈をされる場合もあります。ここでの搾取は、ハイ・コンテクストな同意の成果として価値の移動が発生することです。それらの前提を考慮せず「経済的価値の移動」という結果にのみ注目してしまった場合&lt;sup id="fnref:example"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:example" title="脚コキの物理的な刺激にのみ注目するような場合と同じです。"&gt;6&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;、高度で繊細なコミュニケーションの重要性が失われるとともに、&lt;strong&gt;惨めな物乞い&lt;/strong&gt;問題の隠蔽が難しくなります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;実際のところ、貢ぎマゾにとっては必ずしも経済的な価値の移動が重要というわけではありません&lt;sup id="fnref:example2"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:example2" title="脚コキの精神的な刺激にのみ注目するような場合と同じです。"&gt;7&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;。これは&lt;strong&gt;監視カメラの部屋&lt;/strong&gt;問題とも深く関係しています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;貢がせアカウントが貢ぎアカウントの貢ぎ欲を煽り、後者が自発的に経済的価値を移動させることで貢ぎが発生します。一部の貢ぎアカウントから貢がせアカウントに実際に経済的価値が移動していることは、貢がせアカウントが掲載しているスクリーンショットから確認できます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;インターネット上で貢ぐ手段としては、以下のようなものが考えられます。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ギフト券などの電子マネーを購入させ、コードを入力させる&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;欲しいものリストなどから商品を購入させる&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;フリーマーケットアプリで一定金額の商品を購入させる&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;貢ぎアカウントが満足感を得るためには、お互いの同意で適切な手段を選ばなければなりません。場合によっては現金を振り込ませるほうが適切な場合もあります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なお、貢がせアカウントと貢ぎアカウントの比率ですが、今のところ貢がせアカウントの方が供給過多であるように思われます。これは、レベルの低い貢がせアカウントの大量発生や貢がせbotの存在が大きな原因です。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_8"&gt;こんな貢がせアカウントはいやだ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;ここからは、レベルの低い貢がせアカウントに共通した特徴について紹介します。彼女らの多くは、言葉のバランス感覚や繊細さに難があると思われます。なお、ここに記した特徴の一部または全部に当てはまったり、当てはまらなかったりすることで対象の貢がせアカウントのレベルを保証することはできません。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_9"&gt;余裕がない&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;主に若さをアピールしている貢がせアカウント&lt;sup id="fnref:ljk"&gt;&lt;a class="footnote-ref" href="#fn:ljk" title="「LJK」と称するアカウントなど。"&gt;8&lt;/a&gt;&lt;/sup&gt;にありがちです。次のような傾向が見られます。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;貢がれることに必死になってしまう&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;明示的に貢ぐ金額を指定してしまう&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;貢ぎの対価を提示してしまう&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;このようなアカウントからは、金銭的・時間的・精神的余裕のなさを感じます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;貢ぎビジネスが全盛の今、「〜円貢いだら〜してあげるよ。貢ぎマゾのみんなおいで」や「一番多く貢げた人に〜します」といった投稿を繰り返す貢がせアカウントは非常に多いです。こうした自分を商品として陳列するような行為は、本来一番のカモであるはずの貢ぎマゾを遠ざけることにつながります。もし若い女性と性交渉したいおじさんをターゲットとしているのなら、「マゾ」といった呼びかけや「貢ぎ」という表現も的確ではないでしょう。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_10"&gt;口が悪い&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;いわゆる愛のない罵倒を繰り返すアカウントです。他人への理解が十分ではないせいか、聞きかじった罵倒語からエッジの強いものばかり選んで組み合わせた悪口モンスターになりがちです。日常の投稿でも、世界への不満を爆発させています。こちらも若い女性を自称するアカウントにありがちです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;こういったアカウントはしばしば貢ぐ貢ぐ詐欺に遭った旨をスクリーンショットで晒したり、貢ぎアカウントが集まらないことに対する不満を繰り返しています。このような点からも、良い貢ぎマゾが彼女らの下に集まっていないことが分かります。ネガティブな晒しは周囲への注意喚起には役立ちますが、貢がせアカウントを自負するなら貢がせた成功例もバランスよく発信しないと本人の評判を下げがちです。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_11"&gt;自分を安売りしている&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;プライベート・メッセージで個人に向けて使えば効果がありそうな言葉を、普通の投稿として安く公開してしまう「サービスのいい」貢がせアカウントが一定数存在します。そういった「わざとらしい広告」は、ある程度の注目を集めることはできますが、実際に貢がせるような効果はあまりないと思われます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、自分に都合の悪い貢ぎアカウントをエゴマゾ呼ばわりして牽制しようとする投稿も自らの価値を下げがちです。エゴマゾというのは諸刃の剣であり、使い方によっては自分のエゴを強調することになります。自分がレベルの低い貢ぎアカウントを集めてしまう安い貢がせアカウントであることの証明にもなりかねません。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_12"&gt;まとめ&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;貢がせアカウントを開設すれば簡単にお金が集まるイメージがありますが、実際には非常に面倒な世界です。「つべこべ言わずに貢げ！」と叫ぶだけでは誰も何も集まりません。多くの貢ぎマゾの注目を集めている貢がせアカウントは、色々な面で貢ぎマゾの心理に理解のある人間が丁寧に運営しているものです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;余裕があり、普段は優しく、貢ぎマゾの心理を知っており、自分の価値を分かっている……と一方的な要求が多いようにも見えますが、貢ぎマゾが求めているのは決して都合の良い存在ではありません。自分よりも絶対的に強くて大きな存在に圧倒的なパワーで搾取されたいだけなのです。そこに肌を晒したり乞食じみた振る舞いをする惨めな女王様は必要ありません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;対面せずに貢がせたお金で生活したい、ネカマで儲けたい、というみなさんはもう少し貢ぎマゾを分析してみてはいかがでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_13"&gt;コラム&lt;/h2&gt;
&lt;h3 id="ab"&gt;A国やB国の存在&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;敵対関係にある2つの国を設定し、自分が一方の（B国の）国民になることで国レベルの（A国からの）侵略や搾取を受けるシチュエーションが人気です。実際の国を仮定すると色々な問題につながるため、様々なアルファベットを当てて楽しまれています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;敵対国の男性に自国の女性が寝取られる*-NTRなどのシチュエーションも人気ですが、貢ぎマゾからは少し離れているかもしれません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;また、B国の女性がB国の男性の管理を行うというシチュエーションも注目を集めています。&lt;/p&gt;
&lt;h3 id="_14"&gt;ヴァーチャル・貢がせアカウント&lt;/h3&gt;
&lt;p&gt;あるキャラクターになりきって、成人向け音声作品のような音声を投稿している貢がせアカウントが存在しています。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;このアカウントは女子高生を自称してプライベート・メッセージのスクリーン・ショットの投稿を続けていますが、アイコンは他人のイラストを転載したものであり、さらには自撮り写真も投稿していません。イラストや3Dモデルを被ったヴァーチャル・貢がせアカウントの一形態として注目する必要がありそうです。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="_15"&gt;おわりに&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;最近、インスタで鍵を通したネックレスを着けて写真を撮るアカウントを見かけますが、あれは管理者なのでしょうか？　分かりません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;次回は、監視カメラの部屋問題についてお話しします。&lt;/p&gt;
&lt;div class="footnote"&gt;
&lt;hr&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li id="fn:tent"&gt;
&lt;p&gt;便宜上そう呼びます。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:tent" title="Jump back to footnote 1 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref2:tent" title="Jump back to footnote 1 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:dom"&gt;
&lt;p&gt;後述します。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:dom" title="Jump back to footnote 2 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:guara"&gt;
&lt;p&gt;この文化については「女神板」なども参考にしてください。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:guara" title="Jump back to footnote 3 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:papa"&gt;
&lt;p&gt;これは一世代前における広義の「パパ活」でした。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:papa" title="Jump back to footnote 4 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:driven"&gt;
&lt;p&gt;ただし、しばしば射精欲求駆動で貢いでいます。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:driven" title="Jump back to footnote 5 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:example"&gt;
&lt;p&gt;脚コキの物理的な刺激にのみ注目するような場合と同じです。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:example" title="Jump back to footnote 6 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:example2"&gt;
&lt;p&gt;脚コキの精神的な刺激にのみ注目するような場合と同じです。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:example2" title="Jump back to footnote 7 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;li id="fn:ljk"&gt;
&lt;p&gt;「LJK」と称するアカウントなど。&amp;#160;&lt;a class="footnote-backref" href="#fnref:ljk" title="Jump back to footnote 8 in the text"&gt;&amp;#8617;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;
&lt;/li&gt;
&lt;/ol&gt;
&lt;/div&gt;</content><category term="ugoki"/></entry></feed>