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マルチチャネルと懐古主義

追加作品について

あまねけ!に以下の作品が追加されました。2016年~2018年に発行された自由文化作品のHTMLページ版(リマスター)です。読んだことがなければぜひ読んでください。

  1. しあわせミサイル
  2. しあわせガイドライン
  3. ストロベリィドール

記事の作成日時は対応する自由文化作品の公開日時に合わせているため、この記事でお知らせすることにしました。

しあわせミサイル

2018年発行。しあわせシリーズ第2弾。しあわせエネルギーで生きる人たちや、そうでない人たちのお話です。リューゲン島のデカい保養所がモデルになっています。東京オリンピックの結末を予言していたとして一部で盛り上がりました。

しあわせガイドライン

2017年発行。しあわせシリーズ第1弾。政府によってマニュアル化されたしあわせから逃げようとする2人の女子高校生のお話です。さて、逃げられるかな? 冒頭の環境宣言文みたいなのを頑張って書いてた頃だと思います。

ストロベリィドール

2016年発行。数年ぶりに再会した2人が、ざくざくと血液だらけのエッチをします。本当はお人形遊びで我慢しなきゃいけなかったのに……。最近書いているものとは結構印象が違う気がします。もしかして、こういうのを書いたほうがいいですか?

マルチチャネル化について

今回、ダウンロードせずに作品を読める新たな閲覧方法を提供しましたが、あなたは「ama.ne.jp」というドメインの外には出ていません。これをマルチチャネルと呼ぶべきかは微妙ですが、ある種の進歩には違いないはずです。

PDFで読むのは億劫だったけど、これなら……と、このどれか1つでも読み始めた人がいるなら、この記事は大成功です。ありがとうございます。

私は、できることならプラットフォームには与したくないし、中央集権的SNSを盛り上げたくもないと思っています。それでも、即売会は回を重ねるたびに巨大化し、VTuberは事務所に束ねられ、SNSはユーザーを囲い込み続けます。個人サイトの運用は旧道沿いの定食屋と同じように衰退の一途で、2020年は利害が交錯する巨大なプラットフォームの運営組織に命を預けるのが当たり前だそうです。えっ、本当に?

理想的には、あなたはあなた自身でサイトを所有し、それらの更新をきめ細かいフィードで提供すべきです。しかし、あなた1人で便利な巨大プラットフォームを降りたとしても、誰もあなたの後には続かないでしょうし、運が悪ければ共感性に欠けた人として攻撃されてしまうかもしれません。それはとても苦しいことだし、大多数の側に立っている方が「楽」だし「合理的」で「効率的」ですよね。誰も貧乏くじは引きたくないものです。そんな人々の気持ちを吸い上げて、プラットフォームはどんどん膨れ上がっていきます。

さて、これまでどの作品を読んだこともないし、これからどの作品を読むつもりもない人へ。次は、何をすればいいですか?

  • 検索性の低い文庫ページ画像を添付してツイートすればいいですか?
  • 「スレッド」機能を活用して、短いツイートのインスタントなリズムでストーリーを展開するといいですか?
  • (カジュアルに使うのは面倒なのに、ちょっと凝ったことをしようとすると圧倒的に機能が足りない)小説向けプラットフォームにアップロードした方がいいですか?
  • 可愛らしいイラストや聞き心地の良い声による朗読が付属しているべきですか?
  • それとも……?
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